キャンディ・キャンディ (9) 講談社コミックスなかよし (325巻)

  • 講談社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061083257

感想・レビュー・書評

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  • 壮絶だけどそこまで悲惨な感じにさせないのが不思議。
    って言うか意外と人が死ぬのがびっくり。

  • 2017.4.30市立図書館
    図書館の文庫版とコミック版をまぜこぜで読み繋ぎなんとか完結へ。
    失跡したテリュースからの極秘の呼び出しの顛末は…お話すべてわかっているのに、涙が止まらない最終巻。大人の目で設定とか細かいところに注文をつけようと思えば御都合主義やツッコミ箇所はあれこれあるけれどそこは目をつぶって、このボリュームでしっかり大団円にしている作品は希少だと思う。永遠のザ・少女小説、ザ・少女漫画だと改めて思う。

    それにもかかわらず著作権の問題で長らく絶版になっているというのがほんとうにもったいない(古書価格も高騰してるし、寄贈だのみの図書館でも当然のことながらぜんぜん補充されない)。こんなことならこどものころ揃えたものを大事に持ち歩いていればよかった…

    2021.6.5市立図書館(次女)

  • ネタバレ満載(泣)のカラー口絵付きと豪華な最終巻。
    8巻読了時の祈りは届かずステアは帰らぬ人に……。話の展開上、アンソニーやマクレガーさんの死は納得したが、ステアは別に亡くす必要ないだろ!戦争の悲惨さを伝えたかったのかもしれないが、アーチーやパティがあまりにも可哀想。また、テリィが落ちぶれていたことにキャンディ同様にショックを受けた。だからこそ、直接会話はなかったものの、彼が本来の自分を取り戻すきっかけにキャンディが密かに活躍する演出は良かった。テリィの母エレノア=ベーカーのとの会話も同様。そして遂にウイリアム大おじさまが登場!ニールとの強引な婚約騒動はあっさり解決したが、1巻未読だったためウイリアムがアードレー家のトップだと知らず、騒動を鎮める場面に別の意味で驚いた(笑)最終場面で丘の上の王子さまの正体が判明。そりゃ彼しかいないわ。気になるのは二人のその後。戸籍上親子関係だしこのままの関係が続いてほしい。年の差恋愛大好きだけれど、この二人はそういうの合わないと思う。本編と関係ないが、ステアの見開きそして最終話のラストシーンの点描画に圧倒された。特に後者は最近の漫画ではまず見ることができない出来だと思う。物語の最後を飾る一枚に相応しい。

  • ハッピーエンドではあるものの少々意外な結末、ただ全てが大団円という訳ではないという結論は好感が持てる。
    一方、アルバートさんの正体は予想はついたが、正体を隠す理由がいま一つ深くない、これはマイナス。
    いずれにせよマンガを終わらせた(しかも適度な長さで)点は評価に値する。
    個人的には少女マンガに「初めて」共感できたなぁ(この作品の前に読んだ『ガラスの仮面』はマンガが一番やってはいけないこと=終わりなく延々と続けていることにより当方の評価はあまり高くない)。

  • 孤児のキャンディが苦労の末、幸せになる話。

    ビックベンやトラファルガー広場(ロンドンの名所)はこれで覚えた(笑)

    単行本初購入マンガ。家族中で読んでました♪

  • 思い出すだけで号泣(TОT)

  • わたしのバイブル。
    完結ということで、最高のハッピーエンドを迎えたんじゃないか、という感じです。
    はっきりとは描かれていませんが、このあとキャンディがアルバートさんと結ばれれば、初恋の人と結ばれることになるわけですし。
    永遠に読み継がれてほしい作品です。

  • これで育ちましたから!
    今読んでも号泣できます。

  • 【M】【完結】

  • キャンディは
    色んな人に愛され、支えられ、出会い、別れ
    笑ったり泣き暮らしたり。

    皆に愛されるキャンディを逆に嫌う人も当然居て。(女の敵w
    苛められてもキャンディの良い子さは∞

    良い子過ぎてすがすがしい…
    あまりに(特に男関係では)負の思い出を重ねますが、最後は美しいハッピーエンド

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著者プロフィール

いがらしゆみこ

1950年、北海道旭川市生まれ。漫画家を志し単身上京、東京の高校に編入する。1968年、高校3年在学中にデビュー、その後、少女漫画誌「なかよし」の専属作家として活躍する。75年以降、精力的に長篇を発表し、77年、第1回講談社漫画賞受賞。漫画家生活20周年を契機に文章を書く仕事も始め、漫画の原作および少女小説も執筆。主な作品に『キャンディ・キャンディ』(原作・水木杏子)、『ジョージイ!』(原作・井沢満)、『ムカムカパラダイス』(原作・芝風美子)、『メイミーエンジェル』『赤毛のアン』『ロミオとジュリエット』『おーい!動物キャラバン』他多数ある。画業50周年を契機に「週刊女性自身」に「エレクトラ」(原作・佐藤博之)を執筆中。

「2020年 『ワイド版 マンガ日本の古典13 とはずがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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