続ぼくを探しに ビッグ・オーとの出会い

著者 : シェル・シルヴァスタイン 倉橋由美子

• 講談社 (1982年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shinshuさんの感想 · 2015年3月13日]

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN04888490

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2015年2月20日]

前編からは、逆の立場。ただ傑作ではないと思う。

[kwrlogさんの感想 · 2014年7月9日]

前作よりは一段落ちるかな

[せいさんの感想 · 2014年5月3日]

良かった！
個人的には前作より好きだ。
奥が深くて、考えさせられる。変わるかどうかは本人次第。

[paon12さんの感想 · 2013年7月29日]

ぼくを探しに、とセット。本文も興味深いけど訳者さんの後書きがまた面白かったです。

[だらだらさんの感想 · 2013年7月9日]

考えさせる絵本大好き。
主人公が男、ビック・オーが女。

[inakagjさんの感想 · 2013年5月1日]

俺はいつの間にか自分の入れ物を探してた。
自分で歩こうともせずに。

[有坂汀さんの感想 · 2013年3月22日]

本書は『ぼくを探しに』に続く大人の童話第2弾です。主人公は三角形の『かけら』です。その「かけら」が自分を拾ってくれる『円』を待つところから自らの『意思』で転がっていく姿に様々なものを見ると思います。

これは『ぼくを探しに』の続編となります。初めてであったのが高校時代のことで、ちょうど『ぼくを探しに』隣にあったので手にとって読んでいたのがきっかけでありました。で、今回再読して、あれだけがんばって入学した高校がまったく面白くなくて、ただ3年間を『高校卒業の資格を取る』ためにいっていたことを思い出して、凄く複雑な気持ちになりながらページをめくっておりました。

正直な話、ペラペラとページをめくっても長くて2~3分。早くて1分かかるかかからないかで読み終わる本です。しかし、この単純な線で描かれた『かけら』が出会う様々な『かけた部分を持つ』円やまた、かけら自身が思ったり感じたりしたことが人生の節々に思うことであったりまた感じたりすることであると思ったのはきっと僕だけではないであろうと固く信じております。

「かけたところがおおすぎるやつ」や「かけらをむやみにくわえ込んでいるやつ」との出会い。また、自分が目立つところにたってみたり、着飾ってみたりするところも自分の中に「あぁこういう人いたっけなぁ」などとそんなことを思ってみたりするのでした。

そして「ビッグ・オー」との出会いをきっかけに自ら転がっていくことを決めたかけらは最初は苦労して一回点しますが、徐々に角が取れて丸くなり、やがては小さなまんまるとなっていきます。これは（あくまで自分の解釈ですが）世に慣れて、自分のペースで転がっていくことの出来るようになった読者個人個人なのかなということを考えておりました。

優れた作品のもつもっとも大きな特徴ですが、これもまたいかようにも解釈することが出来ると思います。出来るだけこういったものは人生の早いうちに出会って衝撃を受けたほうがいいかと思いますが、いくつになって読んでも、また読み返しても心の中に様々なものを去来させる一遍だと思います。

[ぷぅ☆さんの感想 · 2013年1月15日]

2012/6/27　5-2
2012/12/12　6-4
2013/2/13 5-4

[libshonanさんの感想 · 2012年12月6日]

【ひとことポイント】
最近、一人で転がっていますか。

iPodに代表されるように、良いものとはシンプルで、それでいて変幻自在の奥深さを持っています。
ここに、短いけれど、あなたをうならせる本をご用意しました。
是非、手にとってお読みください。

＜健康栄養学部　K＞

企画コーナー「成長する本棚」（2Fカウンター前）にて展示中です。どうぞご覧下さい。
展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間：2012/11/26-12/25まで】

湘南OPAC　：　http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1140830