ザ・ベストミステリーズ 1998: 推理小説年鑑

著者 : 渡辺容子

制作 : 日本推理作家協会 

• 講談社 (1998年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

1997年に小説雑誌等に発表された多くの短篇ミステリーのなかから、日本推理作家協会が15篇の傑作を厳選した決定版のアンソロジーです。推理小説界とSF界の1997年の概説、推理小説関係の各賞歴代受賞リストなど、資料編も充実。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年11月13日]

去年の福袋:渡辺容子
雷雨の夜:逢坂剛
骨まで愛した:小杉健治
ドア←→ドア:歌野晶午
過去が届く午後:唯川恵
仮説の行方:夏樹静子
バッド　テイスト　トレイン:北森鴻
命日の恋:藤田宜永
殺されたい女:野沢尚
爆ぜる:東野圭吾
裏窓のアリス:加納朋子
朝霧:北村薫
切りとられた笑顔:柴田よしき
殺意が見える女:新津きよみ
道連れ:南島砂江子

東野圭吾の爆ぜるは，探偵ガリレオ　の第4章。
ガリレオらしい題材。

[館長さんの感想 · 2010年7月17日]

(収録作品)ドア←→ドア(歌野晶午)/雷雨の夜(逢坂剛)/裏窓のアリス(加納朋子)/朝霧(北村薫)/バッド テイストトレイン(北森鴻)/骨まで愛した(小杉健治)/切りとられた笑顔(柴田よしき)/仮説の行方(夏樹静子)/殺意が見える女(新津きよみ)/殺されたい女(野沢尚)/爆ぜる(東野圭吾)/命日の恋(藤田宜永)/道連れ(南島砂江子)/過去が届く午後(唯川恵)/去年の福袋(渡辺容子)

著者プロフィール

1954年、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。東京都杉並区学童クラブ指導員の後、フリーライター。筑波大学大学院（教育研究科カウンセリング専攻）修了。主な著書や個人通信に『負けるな子どもたち！──スーパーガキ大将ここにあり』（径書房）、「BURST」「もっこ橋」「暗川」「ユーカリ」「いちばんすてきな海」などがある。

「2010年 『乳がん　後悔しない治療──よりよく生きるための選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」