物理の世界 (講談社現代新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061154070

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  • 物理の世界 (講談社現代新書) 新書 ? 1964/6/16
    湯川 秀樹 (著), 片山 泰久 (著), 山田 英二 (著)

    内容
    堅苦しい理論や専門的な数式を避けながら、現代物理の全体像とキー・ポイントを要領よく説いた入門書をつくりたい──。
    湯川博士のこの念願を実現したのが本書である。
    ここでは、相対性理論、素粒子の世界など現代物理の諸問題が、SFの手法をかりて、たくみに、興味ぶかく説明されていく。
    いままで物理に縁遠かった人にも新しい関心をよびさます書といえよう。

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著者プロフィール

理学博士。専門は理論物理学。京都大学名誉教授、大阪大学名誉教授。
1907年に地質学者小川琢治の三男として東京生まれ、その後、1歳で転居した京都市で育つ。23年に京都の第三高等学校理科甲類(16歳)、26年に京都帝国大学理学部物理学科に入学する。33年からは大阪帝国大学講師を兼任し、1934年に大阪帝国大学理学部専任講師となる(27歳)。同年に「素粒子の相互作用についてⅠ」(中間子論)を発表。日本数学物理学会の欧文誌に投稿し掲載されている。36年に同助教授となり39年までの教育と研究のなかで38年に「素粒子の相互作用についてⅠ」を主論文として大阪帝国大学より理学博士の学位を取得する(31歳)。1939年から京都帝国大学理学部教授となり、43年に文化勲章を受章。49年からコロンビア大学客員教授となりニューヨークに移る(42歳)。同1949年に、34年発表の業績「中間子論」により、日本人初のノーベル物理学賞を受賞。1953年京都大学基礎物理学研究所が設立され、所長となる(46歳)。1981年(74歳)没。『旅人―ある物理学者の回想』、『創造への飛躍』『物理講義』など著書多数。

「2021年 『湯川秀樹 量子力学序説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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