きんいろのあめ (講談社の創作絵本)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061296749

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  • あきのかぜがはしっていくたびに、そよそよとゆれるのは、すすきのほ。さやかは、すすきのなみをわけて、やまぶどうをさがします。そこでであった、しらないおとこのこ。もりのおくへ、たくさんのにもつをはこぶというので、てつだってあげることにしました。そのおとこのこや、とちゅうでであった、うさぎやりす。みんな、もりのおくにいる、きれいでやさしい「あのひと」へのおとどけもののようです。あのひとってだれ?あつめたもので、いったいなにをするのかしら──?
    『うみのいろのバケツ』『ばらいろのもり』『しろいおくりもの』と続くシリーズのラストを飾る本作。個人的に冬が微妙でしたが、今回はタイトルとなった「きんいろのあめ」の場面がとても綺麗で好きです。ことりたちが羽ばたく場面も。色使いが好みだわ〜。ただ、コンがさやかを連れてくる方法と、そのことに対するおんなのひとの反応が気になりました。素直におんなのひとの手伝いをお願いしたら良かったのに……。断られると思ったからかな?おんなのひとも、悪びれもしないのもどうかと思う。

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著者プロフィール

東京生まれ。「立原えりか作品集」(思潮社)、「いわさきちひろ名作絵本」シリーズ(講談社)など著書多数。

「2020年 『たぬきのいとぐるま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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