宮本武蔵 4 (講談社文庫 よ 1-4)

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著者 : 吉川英治
  • 講談社 (1971年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061310360

宮本武蔵 4 (講談社文庫 よ 1-4)の感想・レビュー・書評

  •  お通・城太郎ともはぐれ、木曽路・中山道を進む武蔵。道すがら弟子となった夢想権之助とともに家康開府の江戸に武蔵は下っていく。
     また、佐々木小次郎のみならず、おばば、又八、吉岡一門を裏切った祇園藤次とその内縁に収まったお甲もまた、新天地江戸を目指す。

     下総法典ヶ原にて鍬を持つて開墾に励む武蔵。剣では何かが足りないと気づいたのだ。それは、生きる剣の模索である。すなわち、殺人・征服の剣から治国・護国の剣に姿を変えていかねばならない。開墾はその一里塚なのだ。
     しかしながら、武蔵は剣を忘れているわけではない。荒くれ牢人から住民を守るべく太刀をとる武蔵ら。そして住民たち。力を合わせ、自らの命、家族の命、地域住民の命、そしてそれら財産を守り抜いていく。治国とは、護国とは。模索の時期は続いていく。

     一方、剣を振りかざす小次郎。栄達と立身を希う態度は、怨恨を一身に受ける結果となる。

     そして、お通。追いかける武蔵とは行き違い、すれ違いの日々が続いていく。ふとよぎる諦念の感情。女の一念を通すことはできるのだろうか。

  • (1984.06.10読了)(1984.05.08購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    武蔵、小次郎、巌流島での対決のとき来たる。完全な戦いの中に呼吸しあう二人の生命。櫂削りの木剣か、物干竿の長剣か。鏤骨の名作、最高潮に。新聞連載時の全挿画を収めた愛蔵決定版。

    ☆関連図書(既読)
    「宮本武蔵(一)」吉川英治著、講談社文庫、1971.07.01
    「宮本武蔵(二)」吉川英治著、講談社文庫、1971.07.01
    「宮本武蔵(三)」吉川英治著、講談社文庫、1971.07.30

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