虚構の城 (講談社文庫)

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著者 : 高杉良
  • 講談社 (1981年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061317215

虚構の城 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 大手石油会社に勤める青年エンジニア田崎健治は、世界に先んじて反公害技術のプロセスの開発に成功、喝采の嵐の中でエリートの道が約束されたかに見えたが-。

    初めての高杉良san。知り合いのおすすめ作家sanだったので、デビュー作である本作を読みました。エリートの逡巡や蹉跌、妬み、女性問題、引き抜き工作など、たまに読みたくなるいわゆる企業小説。1970年代が舞台。とても読みやすかったです。労組問題の辺りでは「沈まぬ太陽」を思い出しました。

  • 出光か。しかし面白い。

  • 「海賊と呼ばれた男」が大人気のようだけれども、基本的には持ち運べる文庫本しか買わないので、その前に同じく出光興産を舞台にしたこの本を読んでみた。

    「海賊...」とは違って主人公は1会社員の方なのだけれども、労働組合を作らせないという家族主義が行き過ぎて、団結して意見をしてくることなど無いはずだというような会社の体制が見えてくる。

    結構舞台が古いので時代背景が見えにくいけれども、昔の会社な雰囲気が出ているが、全体を通じた話自体はそれほど面白いとは思わなかった。色恋沙汰も当然のように出てくるけれども、簡単に恋愛に落ちすぎるというよくあるパターン。読まなくても良かったかな。

  • 田崎は有名大学の工学部を卒業し、大手石油会社に入社した。

    画期的な公害対策装置を開発した大手石油会社のエンジニアとしてエリートを約束されたかに見えた。

    定年がない、タイムカードがないという家族的経営を掲げた出光興産をモデルにした作品。

    ちょっと古い作品だから時代のズレは感じるかもだけど、面白かった。

  • 仕事勤めをしていると、ふとビジネス小説を読みたくなる時期があるもので、クルマのときはそうでもないのですけれど、電車通勤なんかしていると、とくにその傾向が強まって、仕事の行き帰りや移動で読みふけっていたりします。

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