- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061318984
作品紹介・あらすじ
疲れ果てて眠るライオンが今、目覚める。
毎日空をとんでは、ねこたちにえものをごちそうするライオン。ほんとうはとても疲れていたライオンは、ある日とうとう、空から落ちて動かなくなってしまいます。
感想・レビュー・書評
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続いて佐野洋子さん。
小さな子どもが読んで、どう感じるのかな。
何を学んで欲しくて書いたのかな、と思いながら読み進めたが、正直よく分からなかった。
ただ、登場する猫たちにとって、ライオンは同じ猫科。
立派なたてがみがあって、威厳があって、獲物を捕まえ(本当は雌だったはずだが)、食って寝ると言う習性が描かれているので、それを、子どもたちが喜びそうなカラフルな絵を使って伝えたかったのかな。
また寝てばかりだと、石になっちゃうぞ かも。
ちなみに
*厚生省中央児童福祉審議会推薦
*日本図書館協会選定図書
*全国学校図書館協議会選定図書
だそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020.11 5-2
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2023.7.19 1-2
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7歳の息子はまだ「よくわかんな~い」とサラッと読めたようだが、大人は後からいろいろ深い意味を考えさせられるお話だった。
ネコたちの称賛を受け、来る日も来る日も獲物を捕まえるために頑張り続けるライオン。昼寝をして休みたいと口にしても冗談だと本気にしてもらえず、とうとう疲れ果て…。
自分はこうしたいと気持ちをしっかり伝えているのに、あっさり無視され勝手にこうだと決めつけられてしまう辛さがひしひしと伝わってくる。
自身は子どもに対してネコのようになっていないだろうか…ドキッとしながら読み終えなおも後を引く。 -
ライオンの気持ちを優しさを理解できる内容
思いやりがよくわかる -
ちょっと切なくなった。
悪気は全くなく、褒めていることが喜びと共にプレッシャーや期待に応えようとがんばらせてしまうこと、あるんだろうな。
主役はライオンだけど…ねこがキーパーソン -
猫に悪気がない事を願う。ライオンのように無理をする人はいっぱいいると思う。簡単なようで奥が深い内容。
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皆のために頑張っちゃう自分をわかってくれたら、また頑張れるよ!
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4年教科書掲載本
りっぱなたてがみをみたくて、まいにちライオンのところへあつまってくるねこたち。
なにかごちそうしたいとじめんをけって、えものをとりにいくライオン。
ごちそうをたべたねこたちは、「さすがライオンだ」
「ぼくのしゅみはひるねでね」とライオンがいっても
「ライオンは、りょうりもじょうだんもいちりゅうだね」とわらうねこたち。
とうとうライオンは、たおれてうごけなくなってしまう。
ライオンがわるいのでも、ねこがわるいのでもないと思うけれど。
どう感じるかは、読んだ人それぞれなんだろう。
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いや、なんていうか。相手のご機嫌取りばかりで自分を無くしたらダメなんだ。悪気がなくても人を使って消耗したらダメなんだ。自分にも人にも敬意を。大事にしないとね。わかってくれる人がいるだけで救われるし。