とうさんのあしのうえで (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.66
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本棚登録 : 170
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061323834

作品紹介・あらすじ

ペンギン親子の、感動的ないのちの物語! 南極の冬、マイナス50度。コウテイペンギンの夫婦は、命をかけて、たったひとつのたまごを守り、育てます。やさしい絵とともに、命の重さを子どもに伝える絵本

感想・レビュー・書評

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  • コウテイペンギンの命の物語。
    大人になってこういう作品を手にすることも大切だなぁって思えるステキな絵本。


    ペンギン親子の、感動的ないのちの物語! 南極の冬、マイナス50度。コウテイペンギンの夫婦は、命をかけて、たったひとつのたまごを守り、育てます。やさしい絵とともに、命の重さを子どもに伝える絵本

    内容(「BOOK」データベースより)

    どんなにさむくても、ひもじくても…けっしてまけません。命をかけて、こどもをまもります。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    いもと/ようこ
    兵庫県生まれ。絵本作家。貼り絵の手法による、心あたたまる世界は、幼児からおとなまで、幅広く愛されている。『ねこの絵本』(講談社)、『そばのはなさいたひ』(佼成出版社)で、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』(講談社)で、同展グラフィック賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 南極の冬、マイナス50度。コウテイペンギンたちは、自分が生まれた場所に向かって歩く。その場所で、結婚相手を決め、卵が産まれると、とうさんペンギンは足の上に卵を乗せて、4か月間何も食べずに、卵を温める。かあさんペンギンは、海に食べ物を取りに行く。かあさんペンギンは、お腹に詰め込んできたえさを赤ちゃんペンギンにあげる。とうさんペンギンは海にえさを取りに行く。海から帰ったとうさんペンギンが、坊やを呼ぶとたくさんの子どもたちの中から坊やがとんでくる。これを、来年も同じように繰り返す。(32ページ)
    ※過酷な子育てと対照的ないもとようこさんの絵がいい。

  • いもとようこさんのほのぼの系の絵本かと思っていたら、ほのぼのとした絵ながらも、リアルなコウテイペンギンの過酷な子育てが描かれています。コウテイペンギンの生態を知るのにも意外と良い絵本だと思います。

  • 読み終えた3歳半の息子はおもちゃの卵をもってきて足の上にのせ、上着をかぶせて「こうやってあっためるんだよ」とコウテイペンギンのとうさんのまねをしてくれました。ペンギンのとうさん、かあさんがエサをもとめてでかけていったシーンでは「ちゃんと帰ってくるの?」と目をうるませながらきいてきた息子。「だいじょうぶ!どんなにつらくても、ひもじくても、まけないでこどものところに帰ってくるんだって」と返答すると安堵する表情をみせてくれました。預かり保育でママのお迎えを待つ自分とペンギンの赤ちゃんを重ねて、感情移入したようです。3歳半の息子にもちゃんとわかるんですね。

  • 2022.2 動画 低・高学年

  • 2019 仲よし高学年
    10分

  • 卵を産んだこうていぺんぎんのかあさんは、とうさんに卵を託して海へと向かいます。とうさんぺんぎんはマイナス50度という寒さのなか、4ヶ月もの間、卵を足の上であたためながら、かあさんの帰りをじっと待つのです・・・ペンギンの子育てにビックリ!

  • ペンギン子育て話

  • 8分 5年生に読み聞かせ

    コウテイペンギンの子育てについて

    自分たちの産まれたところに戻って卵を産むこと。
    産んだ後かあさんは餌を取りに行き、とうさんの
    あしのうえで卵が温められること。
    卵の受け渡しに注意しないと、落ちたら卵が凍ること。
    とうさんは卵を温めている間、4ヶ月も飲まず食わずな
    こと。
    卵の間にお互いの声を覚えていて、餌を持って帰って
    きたら間違わずに自分の子どもにあげられること。

    驚くことがいっぱいでした。
    絵がかわいいせいもあってか、女子は集中して
    聞いていてくれましたが、男子は興味ない子も・・

  • 子どもを必死に育てる姿に感動します。

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著者プロフィール

絵本作家。兵庫県生まれ。ボローニャ国際児童図書展エルバ賞とグラフィック賞を受賞。作品に『いとしの犬ハチ』「あかちゃんのためのえほん」シリーズ(講談社)、『まほうのあけだま』『まいにちがプレゼント』(金の星社)など400タイトル以上。

「2023年 『ともだちだもん!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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