- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061325067
作品紹介・あらすじ
おかあさんには、ないしょだよ。シールを壁に貼って遊んでいたなおきくん。そこに、お母さんがやってきて…!?第33回講談社絵本新人賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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6分30秒★ハラハラドキドキ!シールは、子どもの大好きなアイテムの一つ。なおきくんの不思議な体験。
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部屋の壁いっぱいにシールを貼った男の子、なおきくん。お母さんに見つからないように壁にぴたりと体を寄せると、なんとそのままシールになって壁にくっついてしまいました。
展開のおもしろさ! -
シールを壁にはって遊んでいたなおきくんは気づいたら自分自身もシールになって壁にはられていた。
なかなか面白い観点からの絵本だ。 -
シールは楽しい。
壁には貼らないで欲しいけど。 -
こともが自ら持ってきた本。シールのが好きなのでえらんだのかも。シールがネタの絵本で、親的にはヒットだけど、1度だけ読んで以降リクエストはなかった。
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壁に貼るシールって楽しいですよね。でも、ママに怒られるのは、間違いない。ママから隠れようと壁に体を寄せた瞬間…可愛く楽しい展開にドキドキします。
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なおきくんがおもちゃ箱の中から使っていないシールを発見する。
自動車、食べ物、怪獣。
夢中で壁にぺたぺたと貼っていく。
だいたい貼り終わったところで、お母さんが自分を呼んでいることに気が付く。
壁にシールを貼ったなんてばれたら怒られてしまう。
体で壁を隠してシールを見られないようにするなおきくん。
お母さんの声が近づいて来るけれど、どうやらなおきくんにもシールにも気付かなかったらしい。
ほっとして壁から離れようとするけれど、離れない。
なんとなおきくんの体はシールになって壁にぴったりとくっついていたのだった。
目の前にはかっこいい自動車。
お腹が空いてきたので、隣のおいしそうなお菓子のもとへ行こうとするけれど、なかなか手足が離れない。
思いっきり引っ張ると痛い。
苦労して剥がして体の向きを変えようとしたら、バランスを崩して怖い怪獣のシールが貼ってあるところに向かってしまう。
怖いよ、助けて、と思っているとお母さんが壁に貼ってあるシールに気付いてしまった。
剥がれなくなってしまう、と大急ぎでシールを剥がしていくお母さん。
怪獣からのシールからは逃れられたけれど、そんなに乱暴に剥がされたら破れてしまうかもしれない…。
ところが、お母さんはなおきくんそっくりのシールを見つけて笑いながらそっと剥がすのだった。
そして、自分のおしりのポケットに貼ってみる。
お母さんのいい匂いでいっぱい。
なおきくんはこのままシールでもいいやとまで思う。
粘着力の弱くなったなおきくんシールはポケットからも剥がれて床に落ちてしまう。
すると同時に元の姿に。
お母さんはまだなおきくん探している。
なおきくんはお母さんの後ろにぴたりとくっつくのだった。
シールをペタペタ貼るのは楽しい。
どうしてあんなに楽しいのだろう。
なおきくんそっくりのシール(本当は本人だけれど)を丁寧に剥がすお母さんが微笑ましい。
最後のシールのようにぴたりとお母さんにくっつくなおきくんがいい。 -
第33回講談社絵本新人賞受賞作。講談社繋がりのグループ展チトチト展に出展するとのことで読んでみた。
林さん風のリアルな子どもにきちんとした画風。子ども大好きなシールに着目、そして接着!現実とファンタジーのほどよい王道な絵本で良かったです。普通に上手過ぎて新人って感じないかも。
シールに絡めたラストもいい。 -
シール遊びという子供に身近な題材で、小さい子から楽しめそうなお話。
予期せぬ展開。
(読んだ時期:6歳)