ゆけ! ウチロボ! (講談社の創作絵本)

  • 講談社
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本棚登録 : 188
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061325425

作品紹介・あらすじ

『ゆけ! ウチロボ!』は、2011年10月に刊行された『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』(講談社刊)に続く、サトシン氏・よしながこうたく氏のタッグによる作品です。今回の舞台は、小学校。ある日、主人公の「よしお」が、親友だと思っていた「てっちゃん」から、突然暴力を振るわれます。いわれのない暴力になす術を持たなかった主人公は、ショックを受けるとともに、そんな「てっちゃん」に対して、何も言い返せなかった自分の弱さを感じて、ひとり泣きながら家に帰ります。道中、「てっちゃん」への怒り、弱い自分への悔しさがふつふつと沸いてきた主人公が、家の押入れに駆け込むと、そこにはロボットのコクピットがあって……、という内容。サトシン氏は『うんこ!』(絵・西村敏雄/文溪堂)で一世を風靡、その後も他社から続々と新刊が出ています。絵は、『給食番長』(長崎出版)で絵本作家デビュー後、子どもたちから圧倒的な支持を得ているよしながこうたく氏。初コンビを組んだ前作は、『キノベス2012』20位、『第3回リブロ絵本大賞』7位など、書店さんからの支持を得て、発売から1年強で7刷2万4千部と好調に推移しており、2013年3月には、キャラクターのフィギュアガチャが発売されるなど、絵本を超えた広がりを見せています。今回の作品は、リアルな現代劇ですが、きっちり描かれたロボの造形や、ギャグっぽくもシリアスな展開でお話が進む、男の子の心にド直球に響く作品。ぜひ、さまざまな世代に読んで欲しい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • よしながこうたくさんの「ウルトラゆうきシリーズ」の迫力のある絵が気に入ったのか長男からのリクエスト。男の子のロマンが溢れるようなお家のロボットがかっこよかったんだろう。
    でも、お家ロボの登場は少なくロボ目当ての長男には?だった。

  • 2013.05.11読了

  • 4歳1ヶ月男児。
    戦隊モノやヒーローモノが大好きなので、表紙に惹かれて読んでみた。
    男の子同士の喧嘩というストーリーなので、4歳児にはどう読めばよいか、分からなかった。
    見返しの「ウチロボ大図解」は、じっくり眺めると面白い。

  • 借りた絵本

    迫力のある絵で
    勝ち目のない相手に対して
    ウチロボ(自宅がロボットに変形)で
    戦うお話
    最初は男の子向けだなと
    面白くなさそうな顔をしていたが
    ウチロボの各所にいろんな楽しみがあるので
    話よりも絵に夢中
    表紙の見返しに
    ウチロボの詳細が描かれていて
    そこを何回も読まされた
    大人から見ても面白い

  • 978-4-06-132542-5 36p 2013.3.28 1刷

  • 親友だと思っていたてっちゃんに突然なぐられた。くやしい気もちのまま家にかえって、おしいれに入るとそこは「ウチロボ」のコックピット。よし、ウチロボに乗りこんで、てっちゃんをやっつけにいくぞ!でもやっぱり気もちはすっきりしない。くやしかったのはなぐられたこと?それともてっちゃんになにも言えなかった自分のこと・・・?自分の気もちと向かい合うことを描いたおはなしですが、個性派ロボット「ウチロボ」を眺めるだけでもわくわくする絵本です。

  • ロケットはウケた(笑)。

    最後に奮い立つ少年の勇気が良い。
    こちらまで熱い気持ちになった。
    逃げちゃダメなんだ。

  • うちがロボットになるって話ですから、男の子は大好きです。

  • へんだべ。

  • 最後のページと、裏表紙がナイスです!

    でも、読み聞かせではここを語ってはいけません(笑)。

    絵本の文字に忠実に。

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著者プロフィール

1962年、新潟県生まれ。広告制作プロダクション勤務、専業主夫、フリーのコピーライターを経て、絵本作家に。作家活動の傍ら、新しいコミュニケーション遊び「おてて絵本」を発案、普及活動に力を入れている。現在、大垣女子短期大学客員教授を務める。
『うんこ!』(文溪堂)で、第1回リブロ絵本大賞、第20回けんぶち絵本の里びばからす賞、第3回MOE絵本屋さん大賞受賞、第4回子どもの絵本大賞 in 九州、第5回書店員が選ぶ絵本大賞受賞。
絵本の作品は、他に、『ヤカンのおかんとフトンのおとん』(佼成出版社)、『きみのきもち』、『とこやにいったライオン』(共に教育画劇)『おれたちはパンダじゃない』(アリス館)『せきとりしりとり』(文溪堂)など。その他著書として『おてて絵本入門』(小学館)など。

「2016年 『みどくんとあかくん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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