利己的遺伝子とは何か: DNAはエゴイスト (ブルーバックス 890)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061328907

感想・レビュー・書評

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  • 生物学系シントピ。フォトリーディング&高速リーディング。

  • ドーキンスの原著をあたるのはしんどいので、まずはこちらから。すべての生物は遺伝子の乗り物にすぎず、遺伝子自らの自己保存欲求にだけ従って行動しており、現実にそれぞれの生き物がとっている行動は(ほぼ)すべて説明ができる、と。

    一見して利他的な行為すら、回り回れば自己複製の保存を確実なものにする利己的な行動である、と。生物は本当にそこまで合理的に、情緒的な価値判断を廃して生きているのか…?

    一方で人間は、そういった遺伝子の要請による狂奔的な利己主義から脱する可能性を持っている、とドーキンスは言う。核兵器を作り、享楽的な生活のために環境を破壊してきた我々を省みるとなんだか心もとないけれど、そうあるものと信じたい。

    あと、いろんな動物の習性がおもしろい。それだけで一読の価値あり。

  • そんなもんかと思ってしまいました

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著者プロフィール

中原 英臣(なかはら ひでおみ)
医学博士。西武学園医学技術専門学校東京校校長。
専門はウイルス学、遺伝学。雑誌評論の他、
『感染症パニック』など著書多数。

「2022年 『若者がセックスしない国、少子化日本の大罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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