いもさいばん (講談社の創作絵本)

  • 講談社
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本棚登録 : 180
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061332959

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせ時間 4分
    対象 小学4年〜6年
    道徳の授業に使われそうな創作絵本
    おじいさんが丹精込めて育てたさつまいも。毎晩泥棒が少しづつ盗んでいく。とうとうさつまいもをとっているのがイノシシだと気づく。しかし、他の動物達も加勢して、畑の土地を爺さんのものと決めたのは人間の勝手だ、太陽も雨も人間が作ったものではないのに、このさつまいもが人間のものだというのはおかしい。自然のものを勝手に人間だけのものにしているのは、人間の方が泥棒だと動物は言う。

    なるほど。
    どっちがさつまいも泥棒だろう。

  • おくはらゆめさんの「やきいもするぞ」とぱっと見の雰囲気が似てたので同様にコミカルな絵本と思いきや、終盤は教育的な展開でびっくり。人間が作りあげた所有権という概念に自然界が異を唱える話でした。(裁判にはなり得ない気がするけど)
    4歳の娘は主題を理解できたかどうか微妙なところ…。

  • 装丁/田中彩里

  • 秋にちなんで「いも」の本をチョイス。小3兄はそうべぇ好きだったからか、手にとりました。ただ、お話が少し教育感が強かったかなー 反応は薄めでした。

  • はたけにそだったりっぱなおいもが、あるひとつぜんぬすまれた。
    いもどろぼうは、なんとウリボウ。
    おやのイノシシがいうことにゃ~どろぼうなんてとんでもない、はこんでいるだけだと。

    はたけはだれのもので、いもはだれのもの?

    さいばんのけっちゃくは???

著者プロフィール

東京に生まれる。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本・童話の創作、作詞、戯曲・コミックの原作、小説の執筆、講師をつとめるなど、幅広く活躍。『あらしのよるに』で、産経児童出版文化賞・講談社出版文化賞絵本賞受賞、斎田喬戯曲賞受賞。『オオカミのおうさま』で、日本絵本賞受賞。おもな作品に、「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ、「木村裕一・しかけ絵本」シリーズ、「おはなしゲーム絵本」シリーズ、「2才からのあそびえほん」シリーズなどがある。

「2022年 『おでかけ版ごあいさつあそび+ピイちゃんパペットギフトセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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