司馬遷: 史記の世界 (講談社文庫 た 14-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061340190

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  • 目次:
    序文
    第一篇 司馬遷伝
    第二篇 「史記」の世界構想
    一、「本紀」について
      歴史とは/世界の中心/聖と悪/異様なる個人/人間始皇帝/二つの中心/鴻門の会/高祖「本紀」と「列伝」/おそろしき女
    二、「世家」について
      並立状態/喪家の狗/転 換/持 続
    三、「表」について
    四、「列伝」について
      「伯夷」から「貨殖」まで/象徴的人間/思想の面/文化の運命/公孫弘批判/文学者/英雄豪傑(一)/英雄豪傑(二)/匈奴問題
    後記
    司馬遷年譜対照表
    語 注
    解 説   竹内 好
    年 譜

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著者プロフィール

武田泰淳
一九一二(明治四十五)年、東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の息子として生まれる。旧制浦和高校を経て東大支那文学科を中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感を持つ作品群の起動点となった。四三(昭和十八)年『司馬遷』を刊行、四六年以後、戦後文学の代表的旗手としてかずかずの創作を発表し、不滅の足跡を残した。七六(昭和五十一)年十月没。七三年『快楽』により日本文学大賞、七六年『目まいのする散歩』により野間文芸賞を受賞。『武田泰淳全集』全十八巻、別巻三巻の他、絶筆『上海の蛍』がある。

「2022年 『貴族の階段』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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