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この作品からのみんなの引用
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人が悪の意識なしに人を殺せるのは、信仰の中においてだけである。
― 118ページ -
革命は暴力によって遂行される。
― 116ページ -
ブントが組織できたのは学生運動だけであり、労働運動には、まるで影響力をもっていなかった。
― 36ページ
みんなの感想・レビュー・書評
新左翼とは何か。何故同じ共産主義の理念を掲げつつセクトがわかれていくのか。中核派、革マル派とはどんな思想を持っているのか。そして何故対立をし内ゲバを繰り返すのか。
これらが全てわかる。
80年代に入った大学にはまだセツルメントで活動する学生も、中核派や革マルの立て看もあったし、後に入った会社には自称黒ヘルの生き残りもいた。が、学生運動はとおーい昔のことであった。血を流して痛い思いをしてまで社会を変えたいという当時の学生の心理というのは今でもよくわからないし、勉強したくて大学に行ったので、こんな活動にいやでも参加せざるをえない時代でなくて助かったというのが正直な実感であった。
のちに竹内洋の「学歴貴族の栄光と挫折」(中央公論社)を読んでその背景が理解できた。まさに自分は大衆化したあとの学生でノンポリの典型だったけど、それでいいのだと思っている。
上下巻、かなり難しいですが。そこんとこどうなってるの?何があったの?聞いたことあるけどあの人たちって結局なんだったの?と気になる人は一度読んでみてください。2003年8月読
中核派と革マル派の内ゲバの経過をレポートした本。傍から見れば、政治的スタンスの近いもの同士が、どうして、政治的確信者同士の血で血を洗う抗争にまで発展したのか、がわかる。いわば、同じ神を信じながら信仰の方法で揉めたドキュメント。この抗争は、中核・革マル両派に、公安警察を加えたものとして見なければ、その実相はつかめないとのこと。75年に書かれたものなので、それ以降のことがわからないのが難点。
興味本位で上下巻読んじゃいました。疲れた〜〜。知らない単語目白押しで、いちいちWikiりながら読んだので疲労度も3倍くらい。お陰さまで現在新左翼系異様に知識がついております。この本は1975年の本なんですが、その後中核vs革マルが一体どう転んでいったのか知りたいけど誰か教えてくれないかしらん。多分自然に衰退していったのだろうとは思いますが、今でも中核/革マル共に存在してますし、この本の校了時にはまだまだ中核の激しいテロが続いていた様なのですが・・・どう落ち着いていったんだろうか。気になる。
最近はイロイロアレな立花隆が35歳の時に書き上げた渾身の一冊。
ちゃんと丁寧に取材して、全体を俯瞰して見せており、この当時までのルポとしてこれ一冊でもう十分。
マルクス・レーニン主義が確固たるイデオロギーであり、信奉者を多数擁していた時代の記録。近親憎悪的内ゲバは、宗教的狂信と何ら変わるところが無い。
おばちゃん顔だよね、立花隆って。大学にいた90年代中ごろ。世の中では学生運動とか極左とかもう昔の話になっていた。でも私がいた大学は革マル派の総本山だった。未だにこんなことやっている人がいるんだなあと思って彼らのことを見ていたが、ちょっと興味があって読んでみたのがこの本。日本の極左を二分する中核派と革マル派、それぞれの思想・主張がよく整理されていて分かりやすい。マルクス・レーニン主義が如何にして暴力の是認、果ては内ゲバに発展したのか非常によく分かる。極左ウォッチャー必読の書。







