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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
何回読んでも、また読みたくなる本。
短編集なども含めて中井英夫作品は好きですが、
やはりこれが一番思い入れがある。
読後感に読み手がひっくり返されるような展開は基本的に好きなので、
その手のものが好きな人にはたまらないものがあるのではと思います。
タイトルがすべてを物語っているとも。
全ての原点。
★5つでは足りない。
この本に出逢わなかったら、今の自分は無い。
自分が死ぬ時は、この本を棺桶に入れて欲しいぐらい。
「犯人」と呼ばれる人の魂が、どうか救われますように…。
正直に言うと、かなり読むのに苦労したというか、私的にはツラいところもありました。まず時代が古いため例えがわかりにくいし(これは私が無知なせいもありますが)、それぞれ勝手に素人探偵が推理を頻繁に披露するのもしんどいかったです。しかし、書かれた時代を考えれば、色んな外国の推理小説が出てきたり、密室などの種類の説明があったりとすごいな、とも思います。
そしてその動機は今でも十分ありえることであって、そんなところは変わらないのだと恐ろしい気にもなりました。
アンチ・ミステリーというより、メタミステリー(という言葉を作るなら)だと感じた。
三大奇書だからビビってたけど、読みやすくて面白かった。
最高傑作の小説! 日本三大奇書の一冊。
星5つでは足りない!! もう こういう傑作には出会えないだろうな…(涙)
もう何度読んだかわかりゃしない。
読み終えて冷静に考えると、
なんだこのヒトを小馬鹿にしたアホ長大小説わぁぁぁぁ
って感じなんだが、いや、すこぶる面白い。
だってこれってアンチミステリだもん( ̄ー ̄)。
タイトルがすべてを語ってるよなぁ。
でも、
謎解き(←これがかなり頓珍漢でスットコドッコイなんだが)
のために東京及び近県のあちこちを訪ねて回るところなんて、
いい年した大人になった今となっては、
とっても楽しそうで、
登場人物たちが羨ましくなったりするです( ´ Д⊂
ウチの大学の哲学の教授も太鼓判を押す一冊。読む前からかなり期待してた。 読み始めてわずか30ページにして伝わってくる重々しい雰囲気・・・これは絶対名著だと確信。 舞台が目白署と川村学園の裏側のピンポイントな地区なので学校帰りに思わず行ってしまった。 前半から中盤にかけての不穏な空気は物凄い。一族にかけられた呪いが引き起こす4つの密室殺人・・・。未来の事件のトリックを予測してまだ何ら行... 続きを読む »
中学生の頃ミステリばかり読んでいた時に出会った一冊です。年上のお姉さんから薦められました。アンチミステリの先駆け的作品です。しかしこれはミステリの部分を楽しむというよりも、時代背景や雰囲気を楽しむ作品だと思います(もちろんどんでん返しにも驚きましたが)。随分前にNHKでドラマ化もされたのですが(ヒロインは深津絵里!)、ぜひDVDにしてほしい作品であります。藍ちゃんが好きです!
三大奇書の中では一番とっつきやすい作品だと思う。ラストは今いち消化しきれない感があったけれど、上下巻寝る間も惜しんで一気に読んだ、先が気になって仕方ない作品。
ちなみに三大寄書を全て読むと気がふれる、という都市伝説のような話を聞いたことがありますが、大阪に住んでいた当時、高槻から自宅のある京橋へ戻ろうとして何故か夜中の京都に行ってしまった経験アリ
めくるめく幻想の世界、のはずがどこか現実と地続きの感じもあって不思議な感覚に。
ミステリとしてどうというより、出てくるアイテム(サロメにアリス、誕生石まで)が好みなので、何度も読み返してしましました。
夢野久作「ドグラ・マグラ」小栗虫太郎「黒死館殺人事件」とあわせて日本三大奇書と呼ばれている一冊。ドグラマグラに途中で挫折した経験があるので最後まで読めるか不安だったのですが、どうにか読破できて一安心。 古いミステリや実際に起こった事件を引き合いに出したりとそれ自体を知らないとよくわからないところが多くて前半はなかなか進まなかったけど、後半の怒涛の展開は一気読みでした。 氷沼一族に降りかかる災難... 続きを読む »
日本探偵小説史上における三大奇書の一つだそうで。
氷沼家で繰り広げられる奇妙な殺人事件を、数名の探偵役がそれぞれ解き明かそうとする度に様相が変わってしまう。事件の全貌と犯人の動機は一体何なのか。
と言うあらすじにすると、なんだか違う気がしますが…
確かに、事件は奇妙だし結末は煙に巻かれたようには思います。
ただ、最後の探偵・牟礼田の推理は、状況的にしょうがなかったとしても、まわりくどすぎて卑怯な気もするし、
なにより久生の的外れっぷりと、それにも関わらず居丈高というか傲慢というか、そんな態度に辟易してしまいました…
文章もきれいだし、最後まで読むといろいろ納得できるけれど、ミステリが特に好きとか得意だというひと以外にはおすすめしません…。
これでようやく三大奇書を制覇。『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』に比べれば格段に読みやすかったけれど、「アンチ」っぽさは解りにくかった気がします。推理合戦にくらくら。
日本三大奇書、ようやくコンプリート。
だがこの作品ははっきり言ってつまんね。
なぜこれが奇書と呼ばれているかも理解できない。
単なる駄書。
こんな作品が『ドグラ・マグラ』と並列に語られるのもどうかと思うし、衒学趣味も『黒死館殺人事件』に比べたら大したこともない。
正直半分読んだところで投げ出したい気分だったが、それでも最後に何かどんでん返しがあるかと期待して、ただそれだけのために通読した。
しかし最後の最後まで下らなかった。
せめて動機くらいスッキリさせてくれよ。
これは映画で言ったら『シベリア超特急』並の酷さ。
この作品はアンチ・ミステリーなどと形容されているようだけど、正直アンチ・ノベルだと思う。
小説として読むのが辛かった。
全く面白くない。
四大奇書のうちきちんと読みきった記念すべき1冊目。
(ドグラ・マグラを途中で投げ出している/黒死館殺人事件は積読)
密室殺人のトリックや推理合戦はもとより、なんといっても登場人物が非常にチャーミング。それぞれとてもキャラが立っていて、私はミステリの部分よりも登場人物たちの振る舞いや台詞に引きこまれてぐいぐい読んでしまった。特にヒロイン(?)の奈々村久生が、どうしてもハルヒに似ている気がして、台詞が全てハルヒ声で脳内再生されるものだから若干うるさかった。楽しかったけれど。
結末は予想通り...というか、特に新たな局面が出てくる訳ではなかったのでいまいちだったけれど、全編通してミステリを堪能できた良い一冊だった。
これと、小栗虫太郎「黒死館殺人事件」、夢野久作「ドグラ・マグラ」をまとめて“日本3大ミステリ小説”なんだそうで(最初聞いたときは、竹本健治「匣の中の失楽」も含まれているらしかったが)。ま、これで一応、全作品を読んだことになるか……。
ストーリー紹介は面倒なんで割愛。
「黒死館」よりは分かりやすかったが、何より次々に提示される素人探偵の推理披露がウザったい。ま、それら含めて作者は「アンチ・ミステリ」を書きたかったのだそうだけど、よくわからん。
有名な作品だけにWebでも様々な場所でこの作品について語られているようで、興味のある方はそちらをどうぞ。自分にはこの作品の凄さは朧気ながら分かるような気がするけど、面白さは理解できないまま。
なんでこんな本書けるの?
知識量も文章力も半端ない。複数の事件×複数の推理と量があるにもかかわらすどれもが一編の推理小説に出来るほど纏まっている。
更に実際の出来事とシンクロさせているし…凄すぎる。

「虚無への供物」は、おおざっぱな言い方をすれば『洞爺丸事故』から『紫雲丸事故』までの間の、ある一族の悲劇を巡る入り組んだ物語です。
一応『推理小説』というカテゴリなのでしょうけれど、『幻想文学』的な...






