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- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061362161
感想・レビュー・書評
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ライトノベル感のあるボヤキ系青春ミステリー連作短編集。「長門有希の100冊」に入っていたから買ったような気がしていたのに、調べたら入ってない。どこで見たんだ?
共通一次試験の時代の話なのに、西尾維新や谷川流のキャラクタみたいに小難しい言葉や雑学知識を詳らかに交えながらぼやく主人公が出てくる。そのギャップが少し面白い。
内容は至って阿呆で、「共通一次に向けて勉強している場合か。我々はこのままでは恋愛共通一次で足切りされてしまうぞ」とモテナイ男子高校生数名が一念発起色々やるうちに、いくつかの事件に巻き込まれたり絡んだりのっかったりする、という感じ。
読みやすいし、ミステリとしてもしっかりしていて、古臭さを感じない不思議な小説だった。30年以上前の小説とは思えない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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