ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)

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制作 : Tove Jansson  下村 隆一 
  • 講談社 (1978年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061380721

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ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 『たのしいムーミン一家』に続き読みましたが、話の筋からはやっぱりこれが1作目だよね。スナフキンやスノーク兄妹、へムル(後のヘムレン?)さんが続々と登場。ムーミンたちのラブストーリーも微笑ましい(*^_^*)
    解説に『小さなトロールたちと大きな洪水』が最初だと書かれていて、さらにビックリしました。次はそちらを読もうかな。
    川が洞窟に流れ込み、そこを、筏で進むムーミン、スニフ、スナフキンの一行。このシーンが大好きです。
    果たして本当に彗星は衝突するのか、かなり気になってグイグイ読みました。ストーリー展開にスピード感があり、油断してると置いていかれそうになりましたがσ(^-^;)
    じゃこうねずみの胡乱さが最高です。彗星の原因を探らせるべく、我が子に旅をさせるムーミンママとムーミンパパ。でも危ない道を教えるなぁ(^^;; 大トカゲやわし、食虫植物アンゴスツーラ、大ダコに隕石…実に多くの襲撃をかわすムーミン一行。のどかなイメージ0の、冒険活劇でした(^^) 面白かったです。

  • 大人になって再読すると、新たな発見があります。
    哲学的な要素がたくさん散りばめられていたんだなぁと。
    キャラクターの言葉が胸に響きます。

  • 彗星の地球接近により、水が干あがった海底を竹馬で歩くムーミン達の光景が忘れられない。ものすごく好きです。
    あの挿絵の部分の、原画を見るだけでも見たい…

    それに、スニフと子猫は印象的。

  • ずっと彗星に怯えながらも、勇敢に旅を続けて、後ろを向いてもまたちゃんと前を向き直して、そんな勇気をもらえるストーリーだった。
    弱音を吐くスニフについつい苛立ってしまったけれど、現実社会で、そういう人間も含めて人間社会だって言える器を持てるようになりたい。

  • 今年はムーミンのアニバーサリー・イヤーだそうだ。
    アニメを子どものころ、少しだけ見た記憶があるけれど、たぶん一回だけ。
    内容なんて全く覚えていない。
    なぜか当時、まったく心に入ることがなかったようなのだ。

    これはシリーズ第二作に当たるという。
    彗星が地球にぶつかるかもしれないという、童話としてはとても緊迫したお話。
    アニメになっているのか知らないけれど、たしかにこれは子供の私には難しい。
    スノークって? 固有名詞じゃないの?なんて調子。

    ムーミンシリーズは一冊も読んだことがない!と言ったら、配偶者がなぜか読み聞かせてくれた。
    一人で読んでいたら、スニフちゃんは好きになれなかったかもしれない。
    配偶者のすっとぼけた調子でスニフの台詞が読まれると、何か許容できてしまうから不思議。

  • 本当に大切なモノは何か、この世の最後に迫られる選択肢。
    キャラクターの個性がありありと出ていて、飽きずにサクッと読めました。

  • 読破しました。
    哲学者を意味するキャラクターじゃこうねずみを受け入れるか、受け入れないかということが、世界の終焉を意味する、ムーミン谷への彗星の衝突をとるか、とらないかへの選択につながっていく物語でした。ムーミン谷への彗星の衝突というカタストローフの終わったあとは、みずみずしいけれども、いつもと変わらない世界が待っていました。自己の死という世界の終焉を考えさせられる、たいへん意味深い読み物でした。イラストもムーミンらしい目に優しいもので、読後感は非常に満足しました。とても面白かったですヾ(*゜ー゜*)ノ。

  • 成長するものと、しないもの。
    シンプルな線と、霧のような点描の背景の組み合わせは、どうしてこうも切ない気持ちにさせるのでしょう。初期の絵は、キャラクターの持つ親しみというか一般受けする象徴性を持たず、その一匹の小動物らしさが、たまらなく切なさを出す。そういう意味では群像劇。どこにでもいる小動物が大きな彗星が迫る中どんな冒険をするか。大衆化されたムーミンという唯一性を持たない時分の小動物が、どう接するか。それは現代に自己を大きく見積もった私たちよりも達観の域に達している。

    再読。
    彗星の衝突の前には無力だ。
    なんてシビアで冷めたテーマだろう。
    一作目は洪水と家族の離散の中での冒険。そして二作目の本作は彗星の衝突に備えて、小さきものが色々もがく。かといってアルマゲドンするわけでもないから、彗星を知るために旅に出る。
    いや、シビアな大自然に、完全に無力な小さな生き物という筋は同じ。とても児童文学とは思えない暗さ、重さ。
    そこが魅力的でもありますが、キャラクターはまだ人間味を持たないところが残念。キャラクターに複雑な多義性は加わってなく、非常にシンプル。絵もシンプル。しかし、作者の本作への思いはきっと複雑で重い。

  • アニメ版を先に観たのだけれど、本作の方が感傷やもったいぶった感じもなく、ずっとさっぱりしていてよかった。原作を読んでしまうと、アニメ版がいかにひどく改悪されているかが際立ってしまう。そもそも、日本でアニメ化されたムーミンを、トーベ・ヤンソンは快くは思わなかったそうだけれど、なるほど、それもうなずける。

  • 時系列的には『たのしいムーミン一家』よりこっちが先になるのか。児童文学なのにちょっぴりブラックなところもある。女優のミムラがムーミンは深い!と言っていたがまさにその通りだと思う。子供の頃にもムーミン読んでおけばよかったなぁ。2010/107

  • ムーミン谷シリーズのなかでいちばんすきです!

  • 彗星がぶつかって、地球が滅びてしまうって!?


    谷を守るためにも!

    彗星を調べるため、ムーミンはスニフと共に、遠く離れた天文台へと旅立つ...


    大切な家族や、大好きなお家
    地球はどうなってしまうの?!



    このお話で、スナフキンやスノークのお嬢さん(ノンノン)とも出会う


    ムーミンって、こんなにハラハラしたり、不安になる話だったかしら?
    アニメの雰囲気とは違っていて

    また、展開も、急に変わったりゆっくりしたり、やや戸惑った


    スニフのダメっぷりが笑っちゃう

    ムーミンとお嬢さんのラブラブ具合にも、面食らった(情熱的というべき?)


    そして、安定のスナフキン!
    惚れちゃうわ〜
    さらっとキツい返しにも
    惚れちゃうわ〜


    売店のおばあちゃんは、神様だと思う

  • ムーミンと仲間たちがだんだん集まっていって、またムーミン谷にかえる。シンプルでたのしいけど、全体的に不気味なのは、アニメから入ってると違和感があるかも。

  • ムーミンと仲間たちが出会うストーリー。
    ムーミンシリーズを読み始めるならこの本から。

  • ムーミンの仲間たちって、
    こうやって知り合ってくんだ!

    ムーミンと仲間間の関係、
    それぞれの性格や秘密、
    初めて知ったことがいっぱい。

    冒険ストーリーなので、
    小さい子に読んであげて、
    一緒にドキドキしたい。

  • ムーミンとスナフキン・スノークのお嬢さん(フローレンス・ノンノン)の出会いってこんなだったんだ!

  • ムーミン大好きになる本。スニフの小物臭がたまらない笑

  • スナフキンに惚れた

  • 意外と怖いというか、暗い気持ちになった…

  • ムーミンにしてはのんびりしてない本だった。

  • 原作はアニメのようなノンビリほんわかしたような雰囲気ではないのね。
    それでもやっぱりスナフキンはいいなあ。

  • この登場人物たちは淡々と運命を受け入れながらもやれることはちゃんとやる。そこがいい。

  • スニフの「ぼくゲロ吐いちゃいそう」ってセリフがいまだにツボです。

  • ムーミンってこんなに暗い話だったのか!とびっくり。
    いや、暗いっていうのもなんだかおかしいんだけど。
    ムーミン谷に彗星が落ちてくる話で、初期の代表作のよう。
    少年少女にさせるには危険すぎる冒険でハラハラ。
    しかしそれに動じないムーミンパパとママ。敵わない。
    案外暗いな、という意外は面白く、いいファンタジーでした。
    心にささる言葉も多くありました。

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