ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)

著者 : トーベ・ヤンソン 下村隆一

• 講談社 (1978年10月27日発売)

感想・レビュー・書評

[こまいぬさんの感想 · 2010年1月9日]

スナフキンやスノークと初めて出会う話が
収録されていると思ったら、これがムーミンシリーズの
一番最初の物語だったんですね。
後書き読んで初めて知った。

読むほどに、こんなお話やエピソード、
一体どこから湧き出てくるんだろうと思わされちゃいます。

白黒イラストのみで、あんなに見事に自然を描ける画力にも感動。

[aisoraさんの感想 · 2009年11月15日]

好きだわー。ほんとムーミンってたまに無性に読み返したくなるのよっ。
ムーミンの中で一番ドキドキハラハラ感が楽しめる話かも。

[skryさんの感想 · 2009年10月18日]

ハーモニカに星みっつだ。＾＾

[和泉湊さんの感想 · 2009年8月10日]

ご存じムーミンシリーズの一番目。
講談社文庫では７番目？ですが、発表はこれが一番最初。
スナフキンが初登場。ミイはまだ出てきてません。

お話はムーミン谷に彗星が迫ってきて、ムーミントロールとスニフは彗星を観測しに出かける。
その途中にいろいろな仲間と会って…という感じ。

この作品、作者が何回も書き直しているんだとか。完成度の高い童話です。
老若男女すべての方にお勧めしたい。

[文子さんの感想 · 2009年6月28日]

小さな生き物

[lovefigaroさんの感想 · 2009年6月3日]

本格的なムーミンシリーズの最初の作品。
作者が何度も手を入れ書き直し版を重ねたもの。
彗星がムーミン谷にぶつかるかもしれないということで巻き起こる騒動を細やかな愛情配置で描いています。

あとがきで下村隆一さんという翻訳家の方のことを知り胸打たれました。
東大学生時代に原因不明の病に冒され、声がつぶれ脚が不自由になられて退学。
その後スウェーデン語を習得。
児童文学の翻訳に情熱を注がれたとのこと。
不慮の事故で亡くなられたためにムーミンシリーズは3作のみ。
「ながくつ下のピッピ」など訳書多数。
下村さんが児童文学に求められたものは何だったのかしら。
それを汲み取れるようになりたいと思いました。

[lovefigaroさん · 2009/06/03]

bluemoonさん
私も今回の読書で「発見」の連続です。
あと5冊、読んでみます。

[Michiruさん · 2009/06/04]

下村隆一さん、ムーミンの事を知りたいです。
教えてくださってありがとうございます。
ヤンソンの本が、昨日初めて我が家に来てくれました。
嬉しい！

[lovefigaroさん · 2009/06/05]

MakiYさん
ヤンソンの世界、楽しんで下さいませ。

[nanakoooooさんの感想 · 2009年3月12日]

ムーミンシリーズといえばこれです。

スニフかわゆす。

[Pandaさんの感想 · 2009年2月5日]

ムーミン、スナフキンと出会う！

[ちゅーちゃんさんの感想 · 2009年1月6日]

天文台に行ってみたいな。
スニフは嫌な奴だけど、何か自分に似てるな。
スナフキンはやっぱり素敵(笑)

[どーなつ日和さんの感想 · 2009年1月4日]

ムーミンシリーズの中で、一番好きだった本。
だって、読む度にちゃんとハラハラするんですもの(；´Д｀A ｀｀｀

著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ（全９巻）、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社）など。

「2023年 『MOOMIN　ポストカードブック　』 で使われていた紹介文から引用しています。」