小さな花物語 (講談社文庫)

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著者 : 立原えりか
  • 講談社 (1982年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061381407

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小さな花物語 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 立原えりかさんのファンなので、新古書店で見つけて購入して、読んだ

    春夏秋冬それぞれの花の短編集である「小さな花物語」と、ほか4編
    夕まぐれ、そこいら中にーー眠る前に立原さんの物語を読むと、やっぱり私は、一日の終わりを満ち足りた気持ちで迎えることができる
    花もその名も知らないものが多かったので、WEBで検索しつつ読み進めた
    「さくら」など、ぞっとするところもあるのだけれど、それもまたほんとうのことなので、バランスが取れていていいのだと思う
    神沢利子さんという作家の解説も、そうそう、と共感できるものだった
    ところで、最近、立原さんがお好きだというので、『小公女』を読んでいる
    確かにセーラは魅力的で、立原さんが影響をお受けになったというのにも納得している
    私も物語を紡げたらどんなにいいだろう、と思うようになってきた

  • すみれやさくらの春、ひまわりやあさがおの夏、コスモスやもみじの秋、さざんかやミモザの冬――季節の花にまつわる小さくも残酷で、けれども美しい不思議な物語。ほか掌編四編を収録。

    姉が好きなのもあるし、絵本作家というか児童文学の中では結構有名だし、ウン、立原えりか読もうかなーって思って何冊か貸してもらったうちの一冊。たくさん花の話が載ってて知らない花はググって調べたり。立原えりかは以前きたのじゅんこの絵の花の話を読んで、すごく素敵な綺麗な物語を書く人だなーって思ってその印象で読んだらなんかいい感じに裏切られたw なんか童話というよりも寓話チックなダークな話が多くて若干積み感を抱きましたww 頭抱えるわー、すずらんとか夾竹桃の話とか。特にすずらんがえげつねええげつねえおいおいないてました。あとちょっと社会派な感じもしますね? サラッと差し込んできてる。
    正直きつい話多くて萎えかけてたんですけどもみじとかポインセチアの話がわりかし綺麗で、あと他に収録された「雪の日のオルゴール」が良かったんで☆4で。また他の作品読んでみて立原えりか評をもっと向上させたい…

  • とても短いお話がたくさん詰まった本です。
    花のお話というと優しさに溢れたようなイメージが湧きやすいですが、童話口調で丁寧なのにとんでもなく内容が残酷だったりして気が抜けない。空想の世界ではあるけれども、何も飾らない精一杯に生きている植物の世界を綴ったらこんなかもな・・・と思わせてくれます。

  • あー残念…画像無しか;季節の花を題材に綴る何とも可愛らしい童話集。の割に悲しい結末が多かったです。子供時代はまさに春の夜の夢の如し。抗えない時間の流れと、失われていく「感じる」心の悲しさを文にしたのだと思います。私的には芥子のお話と睡蓮のお話がとても好きです。どっちもバッドエンドだけど(笑)お花の勉強にもなるかも。

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