仕事をしたつもり (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 1882
感想 : 296
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061385030

作品紹介・あらすじ

12時間働いて仕事をしたのはたったの2時間!?いつも忙しいのに成果が出ない。なぜだ。時間と労力の無駄は、もう終わりにしませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事上の盲点を書いてる本

    うん 確かに! って事は書いてあるが
    書いてある内容以上に著者の書き方が、上から目線というか…なんか「悦」に入ってる感がして

    んんん…って思いました。

  • ・本物追求をすると、最終的に人は孤独になる。効率的に働くと給与がダウンする。
    ・安全策や単なる奇策は、よく考えられていない行動。何を伝えたいか、伝えるべきか考える。例えば、写真の燃えているところよりは失うことを伝える。
    ・本当にすべきは競合がなく、本来の目的に適った行動。
    ・デキが悪いならデキを良くしろ。悪いのを、他の過剰サービスでカバーするな。
    ・弱き者の行動を強き者がまねるには、必ず検証プロセスがなされる。
    ・成功に対して、なぜそれがうまくいったのか、それは他の場面でもうまくいくのかを考える。
    ・目的→成果→手段の順番で考える。
    ・「数字を疑え」「本当にそれで成果が上がるのか考える」結局大切なのは中身。
    ・本はケンカするように読む。
    ・大量資料は手元に。一枚型プレゼンをしよう。結論を短く書いて相手の反応を引き出す。対話型になる。

  • 簡単に言ってしまうと、
    アウトプットに関係のない無駄な仕事に追われ、
    「何だか仕事した気になっちゃってませんか?」という本。

    非常に耳の痛い話というか、
    痛いところを急所突きのように突いてくるある意味良書です。
    自分の仕事を振り返ってみても、
    反省すべきところがたくさんありました。

    一点残念だったのは、色々なしがらみ・慣習のせいで、
    なかなか修正できない点があるのまた事実。
    その辺りを個人としてどう克服していくべきなのかという点に
    もっとページ数を割いて欲しかったところです。
    そういう意味では、続編に期待です。

  • 思考停止しているサラリーマンは必読。でも、思考停止していることに自覚がないと本書を手に取らない可能性が高い。自分で考えて行動する。失敗を恐れない姿勢。トライ&エラーすること。はじめから答えを知りたがる傾向の人にはぜひ読んでもらいたい1冊です。

  • どんな仕事でも「なぜ」と「そもそも」を考えることが大切。
    マニュアル化されているようなすることが決まっている業務は、できるだけ早く覚え、いかに無駄なく(相手に待たせることなく)できるかばかり考えていて、そもそもその業務が必要なのかを立ち止まって考えるのは、業務に慣れてからになっている気がする。
    著者が述べているように、「仕事をしたつもり」をゼロにはできないだろうが、今より何割かでも減らせるように、でも減らすことを目的にするのではなく、何事も自分の頭で考える癖をつけるために意識していきたいなと思った。

  • 刺激的なタイトルにしては内容はそこまで無いように感じます。
    ページ数は多いですが3時間ぐらいで読み終えました。
    同じ星海社新書の本でも、滝本哲史氏の
    著作の方が圧倒的に為になると思います。

  • 刺激的なタイトルだけど内容はそれほどでもないような。

  • 自分が「仕事をしたつもり」の事例に当てはまることが多く、情けなくなってきた。全部をすぐに変えることは難しくても、「本気で考える」「保身をやめる」ことを少しずつでも実行していきたい。

  • いつも忙しいのに成果が出ない状態を「仕事をしたつもり」になっていると指摘し、その原因として、「量の神話」、「ハコモノ志向」、「安全策=考えることからの逃避」などを挙げている。そして、「仕事をしたつもり」から抜け出すことを提案している。
    著者の主張には概ね賛成であり、最近、技術進歩によって、むしろ「きれいな」企画書づくりなどの「やらなくてもいい仕事」が増えているのではないか、という問題意識には強く共感する。
    しかし、書かれている内容は、目的と手段の混同など、昔から言われ続けていることが大半で、あまり目新しさはないように感じた。また、「仕事をしたつもり」の例として挙げられていることが、著者の主観に過ぎず、根拠として薄弱ではないかと思うことが多かった。例えば、「うまいラーメン 屋台の味」という看板への酷評や、「確率的に言って、実のところ、朝一メールは読み飛ばされやすい」という指摘などである。
    一方で、1冊の本を徹底的に読み込む「ケンカ読法」の紹介や「考える」ために、会社や仕事にはびこる風聞・風説の類を「精度高く疑う」ことの提案などは個人的に参考になった。

  • 意味があるような、ない。そんな本でした、良くある若いビジネスマン向けの本。でもやる気が一日ぐらい湧くから好き。

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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