- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388123
作品紹介・あらすじ
『才能こそ人類にとっての希望』との理念に則り、「超高校級」の才能ばかりを集めた私立希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件…。記憶を失い続ける女子高生・音無涼子と、「超高校級の神経学者」松田夜助に迫る"危機"と"絶望"の行方は-!?全ミステリファンを沸騰させた傑作ゲーム『ダンガンロンパ』の目眩く"前日譚"を、担当シナリオライター・小高和剛が自ら小説化。サイコポップ、ここに始まる-。
感想・レビュー・書評
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ダンガンロンパ1作目の前日譚。ただし、ゲーム本編のネタバレにつながるので時系列順に触れようとするのは厳禁。
とりあえずは謎だらけ。主人公の文体に引きずられながら、学園内で繰り広げられる冒険を見守ることになる。記憶に関する設定が、謎を解く鍵になりそうだが……。
セリフひとつで本人だとわかる霧切さんの存在感ってすごいな。黒幕以上によくできたキャラクターだと思う。夜助くん、何でその雑誌やねんw 無駄に出来が良すぎるし……しかも値段高くね?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲームは無印、2、V3までプレイしたが書籍を読むのは初めて。 普段小説を読むのにはもっと時間がかかるのだがするする読めてあっという間に終わってしまった。
主人公の音無は出来事を次々忘れる体質のうえ、松田くん以外の人物や物事は「関係ない」と興味を示さず極端に視野が狭いキャラ。今後『音無は見落としているが実は起こっていた事柄』みたいな叙述トリックがありそうでドキドキする。 -
ゲーム発のコンテンツの小説を読んだのは初めてでした。モノローグが少なく、会話文の分量が多く戸惑いがはじめはあったが、そのうちこういうもの、として慣れていった。内容は楽しめました。
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上下巻読了。
言わずと知れたゲーム「ダンガンロンパ」の前日譚。ゲームをやってない人は読まない方がいい。
まあ、そんな人いないでしょうが。
まあご想像通りゲーム本編の世界観を補完する内容で、ゲームと同じ方が書かれているとのことでストーリーや設定、雰囲気にブレがなく、本編との繋がりは悪くないと思う。
ただ作品単体でみるとゲームの時は魅力であったサイコポップという志向が小説では少しうざったいと感じた。セリフの応酬が冗長で謎を引っ張る割に展開がなかなか進まず…
ま、一応オチみたいなものはあったので☆2にしてみました。 -
ゲームをやってから読んだ方がいい。
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内容はさて置き、小学生みたいな文体は読みにくい。原作のゲームもそうだが、好きな人とそうでない人の差が激しそうだ。
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紛うことなきダンガンロンパ。
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ライトノベル
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グッチョグチョ、ドロドロのグロ描写があります。
ゲームのダンガンロンパだと、規格の関係もあるのでグロい部分は隠されたり暗喩されたりで大してグロくありませんが、小説は文字のため遠慮がないです。
首吊った年老いたおじ様の足元に出来た排泄物の水たまりに落ちたノートを普通に拾っていたり、死体をヒールで踏みつけて肉塊にしたり、本当に遠慮がないです。
ただ、主人公自体は全く負傷したりしないので主観的な痛みの描写などは無いため、そういうシーンで「アイタタ」となってしまう人でも大丈夫です。
ストーリーは、ダンガンロンパだなあっていう感想です。
あるキャラの下ネタが割と笑えないレベルでエグいのがもうちょっとどうにかならないかなあと思いました。女の子にそんな事言ったら普通通報モノですよ。 -
突然ピンクから入る衝撃はさすがダンガンロンパだなと思いました。個性的なキャラクター目白押しで、それだけでワイワイしてかなり場面に盛り上がりがありました。モノクマの出番は……