- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388925
作品紹介・あらすじ
日本を発ち、海路にてヨーロッパを目指す新田良造とオレーナ。しかし、上海に続きシンガポールでも襲撃を受け、旅程の変更を余儀なくされてしまう。
良造たちは、ユダヤ人騎兵・グレンの仲介でイギリス軍艦に乗船し、なんとか追っ手を撒いてインドに上陸するものの、ウクライナに辿り着くためには陸路で中央アジアを縦断せねばならない……。
そして、砂塵舞う地で一行を待ち受けていたのは、“二つ角の姫君”率いる盗賊の手荒い歓迎だった──。
『マージナル・オペレーション』のタッグが放つ凍土の英雄譚、華麗なる第二幕!
感想・レビュー・書評
-
目次や関係図、章の扉など至るところが凝っていて、編集部の力の入れようが感じられる第二巻。
本編やアルスラーン戦記(別作者だが)で目にした地名がちらほら登場して懐かしい。さらには名前そのままに面影もある少女が登場し、「あーーここで現代に繋がるのかー」と手を打った。
あと特筆すべきはやはり筆者の調査力。
いわれてみればその通りなのだが、たった3人の旅でも馬で移動となるとここまで膨れ上がるものなのだなと。壊血病やら船での旅の知識はあったが、馬での旅を綴った本は初めて読んだので勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マージナルオペレーションと同じ雰囲気感が強くなってきた。嫌いじゃないけどなんだか主人公の思考にじりじりする。
-
戦記モノではなく、明治期の大陸旅行記になっている感あり。
そもそも今回の新田さんが個人の武勇チートなので、
戦記モノにはならない可能性もありますが。
先が読めないというのもそれはそれで面白い。 -
おもしろいっすねー!
-
日本を発ち、海路にてヨーロッパを目指す新田良造とオレーナ。しかし、上海に続きシンガポールでも襲撃を受け、旅程の変更を余儀なくされてしまう。
良造たちは、ユダヤ人騎兵・グレンの仲介でイギリス軍艦に乗船し、なんとか追っ手を撒いてインドに上陸するものの、ウクライナに辿り着くためには陸路で中央アジアを縦断せねばならない……。
そして、砂塵舞う地で一行を待ち受けていたのは、“二つ角の姫君”率いる盗賊の手荒い歓迎だった──。
『マージナル・オペレーション』のタッグが放つ凍土の英雄譚、華麗なる第二幕!