マージナル・オペレーション 空白の一年(上) (星海社FICTIONS)

  • 星海社
3.45
  • (5)
  • (2)
  • (13)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 127
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061399235

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今までとは違い、アラタではなくジブリール視点で進んでいく。
    ちょっとついていけないわがまま描写も多く、いまいち乗り切れず。

  • マジオペの1巻〜2巻の間の話をジブリール視点で、ということで楽しみにしていました。
    バザールの賑々しい雰囲気や宗教や考え方の違いなど、自身が異邦人として訪れたような面白さがあります。
    ストーリーもアラタ以外から見た彼の戦いの一端を見れたり、子供たちの様子や関係性が見えて今までとは違った彼らの生活が見れました。

    ただ面白いことは面白いのですが、芝村さんの書く女子はどうも嫉妬心が強いタイプが多い印象で、ジブリールも例に漏れず大変に嫉妬深い様がありありと出ています。
    本編ではアラタ視点のため、垣間見えるけどまだ可愛らしい範疇でしたが、本巻はジブリールの内面が赤裸々に出ているため、わたしには受け付けない部分が多々ありました。
    まだ幼い少女なのでこのくらいは仕方ないとは思いつつ、今までのマジオペとは違って読み進めるのが若干辛かったです。
    とはいえ、話としては面白いので、下巻も楽しみにしています。

著者プロフィール

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。
その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。
小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズ(星海社FICTIONS、全5巻)があり、同作は『月刊アフタヌーン』でコミカライズが連載中。また、『マージナル・オペレーション』前史にあたる新シリーズ『遙か凍土のカナン』(星海社FICTIONS)もヒット中。近年は多くの漫画原作も手がけている。
現在、世界観設定などを担当したブラウザゲーム『刀剣乱舞』が大ヒット中。Twitterアカウント @siva_yuri

「2023年 『マージナル・オペレーション [F3]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芝村裕吏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×