マージナル・オペレーション 空白の一年(上) (星海社FICTIONS)
- 星海社 (2015年9月16日発売)
本棚登録 : 127人
感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061399235
感想・レビュー・書評
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今までとは違い、アラタではなくジブリール視点で進んでいく。
ちょっとついていけないわがまま描写も多く、いまいち乗り切れず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マジオペの1巻〜2巻の間の話をジブリール視点で、ということで楽しみにしていました。
バザールの賑々しい雰囲気や宗教や考え方の違いなど、自身が異邦人として訪れたような面白さがあります。
ストーリーもアラタ以外から見た彼の戦いの一端を見れたり、子供たちの様子や関係性が見えて今までとは違った彼らの生活が見れました。
ただ面白いことは面白いのですが、芝村さんの書く女子はどうも嫉妬心が強いタイプが多い印象で、ジブリールも例に漏れず大変に嫉妬深い様がありありと出ています。
本編ではアラタ視点のため、垣間見えるけどまだ可愛らしい範疇でしたが、本巻はジブリールの内面が赤裸々に出ているため、わたしには受け付けない部分が多々ありました。
まだ幼い少女なのでこのくらいは仕方ないとは思いつつ、今までのマジオペとは違って読み進めるのが若干辛かったです。
とはいえ、話としては面白いので、下巻も楽しみにしています。