ダンガンロンパ十神 (中) 希望ヶ峰学園VS.絶望ハイスクール (星海社FICTIONS)

  • 星海社
3.10
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061399365

作品紹介・あらすじ

「愚民に朗報を聞かせてやる。お前がぶち立てた世界征服を、俺が実現してやろう」
超高校級の御曹司・十神白夜は絶望の闇に沈むプラハを舞台に“世界の敵”として世界征服を宣言し、絶望高校級の才能が炸裂する刺客たちを迎え撃つ。
そのさなか、ニセモノ(絶望)の禁忌の幕は剥ぎ取られ、全てのはじまり(オリジン)である「十神一族最大最悪の事件」の真相がついに明かされる……!
絶望(ニセモノ)を撃破し、世界を征服せよ! 佐藤友哉×高河ゆん×ダンガンロンパ!

感想・レビュー・書評

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  • 読者には全てが明かされない。
    あの人がこの人で、この人があの人。
    そんな曖昧な世界観の小説が、その登場人物が言った台詞が希望にも絶望にもなる。
    本は寄り添いながらこちらを救うこともあるし、
    寄り添った上でこちらに殴りかかってくることもある。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★☆☆☆ 6
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★★ 15
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》71 B-

  • ダンガンロンパを一通りストーリーを見た私が読んだ感想だと、この物語はダンガンロンパ3の絶望編が起こった後の話でダンガンロンパ(無印)がまだ起きてない話でした。
    多分、〇〇さん達が絶望ということはまだ十神君たちは知らない状態だということと皆生きてるので時系列はそのような感じと思いました。

    この十神シリーズを読むにはダンガンロンパを一通り全部見てからが理解しやすいと思いました。(最低でも無印と2、3(絶望)は見てからでないと話がついていけないように感じた)

    読んでいくにつれダンガンロンパ(無印)、ダンガンロンパ2のキャラ達が何人か登場します。それ以外にもキャラはでてきます。

    良かった点良くなかった点と疑問点を述べます。

    良かった点
    ・ダンガンロンパのキャラを深く理解できたこと。
    (本名は分からず超高校級の〇〇しか分からなかった〇〇さんが徐々に本名〇〇さんとわかったこと)
    ・昔、十神家に起きたことを知ることができた。
    ・ダンガンロンパの絶望編からの無印までの間に起こったであろう事の話と予想できるので絶望編で起きたことにあった人達はどのようにして行動をしてたのか話を読むことができた。

    悪かった点
    ・物語を読むのに視点がいくつもあったような気がした。今は誰視点でこの物語を読んでるか分かりにくかった点が多々あった。

    疑問点
    ・このキャラがこんな事いうタイプだっけ?というのがあったような気がした。
    ・青インクが最後に思った感情が理解できなかった。(現実を受け入れるのに抵抗してたが元々敵ではなかったのか?)

    悪かった点を除けば、この本は結構読み応えがあった。(理解するのに時間がかかる恐れあり)
    アニメやゲームで大体のキャラを把握してたので、ここでお前が来るのか!!あ!懐かしいキャラ来た〜!とか嬉しい気持ちがあり頭で妄想しながら読んでました。
    欲をいえば白夜さんの〇〇の姿とこの小説でしか登場しないキャラとかをイラストで見たかった...(前半で言ったやつが特に気になる)(それがないのとあまりどういった姿かが書かれていなかった気がした。そのため妄想しにくくストーリーがスラスラと私は進まなかった。)(何回もページを戻って読み返したりしました。)
    驚きがまあまあありました。この視点で読んでたのに視点が変わってこの子がこうなったの?!とか、てっきりこの子がこうじゃなかったんだ...とか思いました。あまり名前で〇〇=この人の顔だなて読まない方が良かったと思いました。てっきり〇〇の昔はこうであれがあったから現在〇〇として活動してるんだ...とか思っちゃったシーンがありました(騙された!)
    最後らへんは一瞬だが、十神白夜君達がカッコよく見えてしまった...ただ、終わりは驚きしかなかった。ダンガンロンパだからこその世界観だと思いました。下に一体どのような物語が待ち受けているか楽しみになりました。

    長々と感想失礼しました。

  • 【584】
    2016.4.24
    相変わらずの超展開。
    並みの漫画より展開早い。

    2回くらい素直に騙された。
    本格じゃないミステリだった。
    清涼院流水の作品が読みたくなった。

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著者プロフィール

1952年北海道釧路市生まれ。
1974年に北海道教育大学札幌分校特設美術課程卒業(美学・美術史専攻)。1976年に北海道教育庁北海道新美術館建設準備室の学芸員、翌年には北海道立近代美術館学芸員となる。1985年北海道立旭川美術館学芸課長。1990年からは北海道立近代美術館に戻り、2004年同館学芸副館長。2012年から2022年まで札幌芸術の森美術館館長を務める。この間、それぞれの美術館で数多くの北海道ゆかりの作家の個展や現代美術展を企画開催。
現在、AICA国際美術評論家連盟会員、北海道芸術学会会員、北海道美術館学芸員研究協議会会員。また旭川市中原悌二郎賞、札幌市本郷新記念札幌彫刻賞、ニセコ町有島武郎青少年公募絵画展、北海道陶芸展などの審査員を務める。

「2023年 『北の美術の箱舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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