イングレス エージェント・ストーリーズ 01 (星海社FICTIONS)
- 星海社 (2016年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061399372
作品紹介・あらすじ
謎の少女・アリスの逃走劇に巻き込まれ、秋葉原一帯を駆け回ることになったフリージャーナリストの「俺」こと土屋ツカサ。未知の物質“XM(エキゾチック・マター)”をめぐる陰謀、アリスの父が遺した地図の秘密、ツカサにだけ見える“緑”と“青”の光……すべてのピースが揃ったとき、“覚醒(エンライトメント)”は果たされる――!
(土屋つかさ「2014年、秋葉原」)
『INGRESS』の擬似現実世界で日夜戦いに身を投じる大学生・征司の前に現れたのは、秘書機能アプリ『パーフェクトガールプロジェクト』で作り上げた“理想の恋人”、リセだった。現実世界にまで影響を及ぼすゲームを“生き延びた”二人が到達する、『INGRESS』に秘められた究極の目的とは――。
(渡辺浩弐「完璧少女計画(パーフェクトガールプロジェクト)」)
革命的スマートフォンゲーム『INGRESS』の世界観に着想を得た、日本初の完全オリジナル小説――この“ミッション”に、土屋つかさと渡辺浩弐、二人の巧手が挑む!!!
感想・レビュー・書評
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土屋つかさ著『2014年、秋葉原』と渡辺浩弐著『完璧少女計画』の2篇を掲載したIngressをコンセプトとしたAgent Stories 01。
『2014年、秋葉原』は何かと微笑ましい。シンプルながらもIngressが本来持つ楽しさを凝縮した物語。割とありがちだけど、取っつきやすさも含めてよく出来てる。最後の展開も退屈しなかった。
『完璧少女計画』は「今のIngress」からするとかなりぶっ飛んでいる。そういう未来のIngressも悪くはないけど、面食らう部分が多くてちょっと腰が引ける感じ。掌編としても内容が持つ重みのせいで性急な展開を強いられてる感が強く、少々残念。
02も期待していいのかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示