怒らぬ若者たち (講談社現代新書 566)

著者 :
  • 講談社
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061455665

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1979年。
    今の、五十代あたりが若者だった頃で、
    まあ、「最近の若者は」論は、昔からあった。
    こういう「考えない」「情熱を持たない」世代が、自分の上司だと思うと、可愛くは見える。

  • いま若者が言われている若者論と似ているなぁと思った。著者の私見に賛同できない部分もあったけど、上の世代がどう若者を見ているのかとても参考になった。

  • 今から30年余り前の高校生の頃に読んだのを取り寄せて改めて読み直した。若者、子供を取り巻く状況はあの頃と全く変わらない。若者の進む道は二極化だろうと思う。適応か不適応か。難しい局面を皆肌で感じながら生き方を探っている。どちらにしても人間は永遠に同じことを繰り返す、永遠回帰論は間違いないのではないだろうか。
    私見ですが、背中を丸めた姿勢というのは意識が前のめりのために頭が前に出ている、しかし身体がついてこないで置いてかれている状態である思います。真面目な人の世の中の過剰さへの反応、対応の表れではないでしょうか。専門的、オタク的な傾向も過剰な世の中に対する適応のひとつのカタチだと思います。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1987年北海道大学医学部卒業、北海道大学医学部大学院(内科学)修了、医学博士。現在、在宅サポートセンター長として、村山大和診療所・東大和訪問看護ステーション・東大和ヘルパーステーション・2つの地域包括支援センター・居宅介護支援事業所・福祉用具貸出事業・訪問リハビリステーショ
ン・高齢者みまもりぼっくす等を運営している。
◆著書『のこされた者として生きる──在宅医療、グリーフケアからの気付き』(いのちのことば社、2007年)、『自分らしい最期を生きる――セルフ・スピリチュアルケア入門』(教文館、2015年) 他。

「2019年 『ひとりでも最後まで自宅で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

森清の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×