自分らしく生きる (講談社現代新書 705)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061457058

感想・レビュー・書評

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  • 一章が良かった。最初のあたりがエッジが効いていた。

  • [ 内容 ]
    君はいま、本当に心の充足を感じながら生きているか?
    道具や機械、組織や制度に支配されず、本当に自律的な人生を生きているか?
    あり余るほどの“モノ”に囲まれ、情報や娯楽が氾濫する日常生活。
    過剰な生産=消費のサイクルの中で、自分らしさを失わずに生きるには、人はいったい何を必要とし、何を必要としないのか。
    現代を真摯に見つめてきた著者が、迷える若い世代に呼びかける熱い魂のメッセージ。

    [ 目次 ]
    ●自分の本当にしたいことが見つけにくくなっている時代に、君はどうやってそれを見つけるか。
    ●立ちどまって、たえず「なぜ?」と問いかけねばならない。それが君の意識した自律的生活の始まりになる。
    ●現在の状況のなかで新しい生のあり方を考えるには、原点に戻って今を見なければならない。必要なのはほんのわずかの想像力なのだ。

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    [ 参考となる書評 ]

  • 君はいま、本当に心の充足を感じながら生きているか? 道具や機械、組織や制度に支配されず、本当に自律的な人生を生きているか?あり余るほどの“モノ” に囲まれ、情報や娯楽が氾濫する日常生活。過剰な生産=消費のサイクルの中で、自分らしさを失わずに生きるには、人はいったい何を必要とし、何を必要としないのか。現代を真摯に見つめてきた著者が、迷える若い世代に呼びかける熱い魂のメッセージ。

    自分の道を選ぶには?――君が自分の人生にたいして高い要求をいだき、自分の本当にしたいことをして生きようと決意したとき、君はどういう問題につきあたるだろうか。《他律的に管理された生き方で満足するか、自律的な活動の生を選ぶか。その二者択一の決定をたえず自分でしなければならない》これが、君のつきあたる困難の第一だ。そして君が後者を選ぶ勇気をもつならば、君は、《自分の行為にたいする責任を自分でひきうけ、それによって生じるありとある危険をみずから担わなければならない》――本書より

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】

    【学んだこと】
    「而立」三十にして立つ
    「なぜ」から自律的な生活が始まる。

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著者プロフィール

1925-2004。千葉県生まれ。東京大学文学部卒、國學院大學教授。作家、評論家。『実朝考』『ブリューゲルへの旅』『麦塾るる日に』『ハラスのいた日々』『清貧の思想』『暗殺者』『いまを生きる知恵』など著作多数。


「2020年 『ローマの哲人 セネカの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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