たのしいムーミン一家 (講談社 青い鳥文庫)

  • 講談社
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061470446

感想・レビュー・書評

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  • 本棚ひっくりかえしたら出てきました。


    なつかしい~!


    保育園のときにアニメの再放送みていて、小学校にあがったらこの本のシリーズ買ってもらったんだっけ。


    また読み返そうかな。

  • 年を重ねてから読むムーミンシリーズには、幼年には感じられなかった、人生・人間の在り方が濃く深く感じられた。
    そしてそれは教訓や説教じみていないところがとてもとてもよかった。むしろ、正反対の道徳、著者の大切にしている信念のようなものを軸に描かれているように思えた。

    優しく、勝手で、ユーモラスな、愛すべきキャラクターたち。彼らののびのびとした暮らしに、憧れずにはいられない。

    異なる種族が一緒に、互いの自由を尊重しあいながら住んでいるムーミン一家。彼らを「一家」と称することの意味を考えて、枠にとらわれない「家族」観に、なんだか、救われる思いがした。

  • ムーミン好き。
    アニメを小さい頃に見ていて、最近も再放送も見た。

    本はアニメと違って少し暗くって、灰色がかった、不条理なところも少しあるおはなし。ツッコミがきつい。
    でもその世界観や登場人物が個性的、魅力的でお気に入り。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「灰色がかった、不条理なところも」それがヤンソンさん本来の魅力のような気がします。
      ムーミン以外の短編を読まれると、もっと良く判るかも。。。...
      「灰色がかった、不条理なところも」それがヤンソンさん本来の魅力のような気がします。
      ムーミン以外の短編を読まれると、もっと良く判るかも。。。近く筑摩書房から「黒と白」が出ます。
      2012/03/01
  • ■き139
    #たのしいムーミン一家
    #1階本棚
    #小学校中学年から

    ■出版社からの内容紹介
    世界中にファンがいる、フィンランドからの贈り物「ムーミン童話」シリーズ。全部で9冊ありますが、日本でもっとも読まれているのが、この『たのしいムーミン一家』です。

    勇気があってやさしいムーミントロールや、孤独を愛するスナフキン、おくびょうなスニフ。仲よしの3人が、ふしぎな黒いぼうしを見つけたことではじまるおかしな冒険。雲にのって空を飛んだり、すがた形をかえたり、ジャングルがあらわれたり。どんなにはらはらしても、さいごはムーミンママのすてきなパーティーと、みんなの願いをかなえるふしぎな魔法で幸せに幕をとじます。さあ、あなたもムーミン谷に仲間入りしてください!

    #261ページ
    #寄付本

  • 解説をまず読んでわくわくしています。

  • さまざまなハプニングや冒険などのとても面白い本です。

  • 黒い帽子のおはなし。
    2016/1/8

  • トフスランとビフスラン、そしてモラン

  • このニョロニョロのエピソード、アニメで観た事ありました。彗星よりも薄暗くはないけれど、とても怖くて恐ろしいモランの存在は少なからず影を落とします。ただ、モランからは寂しく哀しい気配も漂ってきて、彼女の孤独を誰が癒してくれるのだろうと切ない気持ちにもなりました。ところでトフスランとビフスランは手癖、悪すぎ。でも、憎めないんだなあ。最後はまるくおさまって良かったのことです。あとがきにありますが、青い鳥文庫版でこのお話が先になっているのは、彗星が薄暗く童話にふさわしい題材ではなかったとされたからのようです。

  • ムーミンシリーズの1作目です。
    他の人を思い合うことの素晴らしさがすごくよくわかる。旅に出たスナフキンのために食事や飲み物を送ってあげるムーミントロールや、飛行おにのためにルビーをあげるトフスラン夫婦など。

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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