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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061470491
感想・レビュー・書評
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子供時分に読んでから成人した今まで揺るぐことのなく大好きな本です。子供の頃に読んだ本が年を取るに連れて印象が変わってしまったり、それほど興味を持たなくなってしまう本が多い中、この本は特別な本なのです。
最初のお話もとても好きです。
「あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ」スナフキンのこの台詞が特に。最後の結びも大好きです。
ただこの本に納められている中で真っ先に思い出すし、一番自分が深く惹かれているのは「この世の終わりにおびえるフィリフィヨンカ」です。自分はムーミンのお話のなかでこの話が一番好きです。美しく、恐ろしいこの世のおわり。本当にすごいお話なのです。
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今、この時期に読めてよかった。
このコロナ禍、どう行動するのが正解なのか全然分からない。
正解なんてものはないのだから。
ヘムレンさんやスナフキン、自分の気持ちに従順に行動している。
それが彼らそれぞれの人生だから。
心配しすぎることは、自由を奪うこと。
心配はほどほどに、相手を信頼すること。
自分らしく生きるとは。 -
安心の短編集、訳者にとっては長くてぼやっとしてると解したパパとニョロニョロの話がすき、人間くさいスナフキンのはなしも、アニメでよく見たニンニのはなしも、