ムーミン谷の十一月 (講談社青い鳥文庫 (21‐8))

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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061470507

感想・レビュー・書評

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  • よし。いこう。と思って行ったけれどムーミン一家がたびに出てしまっていていなかったときのしゅーんさ。
    でもみんなそれぞれムーミン屋敷に留まって
    共同生活が始まって。
    お家が開いてる屋敷も素敵だなあ。

    アイディア降ってきた!
    よし。ここまでやったら続きをしよう、の
    ”ここまで”やってしまったら
    アイディアがもうどこかhげ行ってしまっている
    感覚に、
    それ…!それです…!と共感しかない…
    コーヒーという単語のあたたかさとおいしそうさ。
    いつもお湯が沸いているっていいなあ。
    ストーブとかあったらいいけれど
    ちょっとぼんやりしてると
    空焚きになりそうで
    こわくてやっぱりできないんだろうな。

  • ムーミン一家が一切出てこない。
    それぞれの思いを抱いて、ムーミン谷へ集まったみんなが、なんやかやでムーミンの家で過ごしはじめちゃうのが可愛らしかった。

  • このお話、ムーミン一家はほとんど出てきません。少し、寂しくなってムーミンたちに会いにきた人たち。でも、ムーミンたちは留守でした。ムーミン一家のいないムーミン谷の奇妙な共同生活が始まります。足りないものを補いあって寄り添うように暮らすうちに、いつしか彼らは問題を自分で解決してムーミン谷を去っていきます。みんな一癖も二癖もある連中ばかりですが、悪気はないのです。ムーミンママに会いたかったホムサが好きでした。

  • ムーミン谷、さむいだろうな〜

  • ムーミン谷なのにムーミン達がいっさい出てこない!
    日常に居る様々な人を多少皮肉っている話の様に思える。
    とにかく、ホムサ=トフトが可愛くて可愛くて。
    ウグイ編みの中にくぼみを作って眠る様子やボートで眠る様子が何故かとても可愛らしく思えてしまって仕方なかった。

  • アニメにもなったムーミンのお話

    原作を読むのは初めてです
    昔バイトで一緒だった同期の子にすすめられてその時は読まずにいたんですが、最近はまっているサイト「ニコッとタウン」でもこの本をすすめられ・・・
    「そんなにおすすめなら読んでみようかな~」って感じで図書館の蔵書検索したところ青い鳥文庫のものならすぐに借りられるってので早速借りてみました

    ムーミンのお話ですがムーミン一家は留守中で、その留守宅に集まった人々の間で繰り広げられるお話

    「え~?? 留守宅に勝手にあがりこんでこの人たちったら!!」って思うこと満載(笑)
    ムーミンママが意外と「お掃除あんまりしてないでほこりが一杯」な所になぜか親近感を感じたり

    やたら怒ってばかりの登場人物とか 逆におどおどくんとか
    遠い昔アニメで見たムーミン・・・主題歌を覚えてるくらいで意外と内容覚えてなかったな
    フィンランドの11月。なんだか寒くて物悲しい秋の風景画浮かびます

  • 図書館から借りました

     児童書。ファンタジー。有名どころ。名作。8巻目。

     ムーミン一家は前巻で、パパが「海へ行くぞー、灯台にいくぞー」と叫んで、ヨットに乗り込み出かけてます。
     だから留守です。
     その留守のときに、ヘムレンさんや、スナフキンや、フィリフヨンカ(この名前がいつまでたっても正しく覚えられん。。)、ホムサ、ミムラ姉さん、スクルッタじいさんたちが、やってくる。
     そんで一家を待って、不協和音な共同生活が始まる。

     スナフキンとミムラとミーは親戚という話をどこかで聞いたが、確かに性格似てるね。

     めいめいに勝手にやって、勝手に悩みを解決して、勝手に散っていく。
     ミムラ姉さんはのらりくらりと生活する。強い。もっと気を遣う人かと思っていたが、ミィと対象にしていたからで、一人だとこんなに強力なのか。
     そしてスナフキンの我慢強いこと。。

     わりとイライラしますよ、この話♪

  • ホムサ・トフトがかわいい。ムーミン一家に会いたくて集まってきた者たちとの共同生活。ムーミンママやムーミンパパに憧れながらも、かれらになることはできない。やはり自分は自分でしかないのだと自らを認め、他人を受け入れていく過程が涙をさそう。みなさんそれぞれ癖があって、その癖を自分でも気にしていて…うん、ムーミンシリーズってほんとにいい。読み損ねている児童文学を下手にたくさん読むんならムーミンだけを何度でも読み込んでみたいな。

  • [ 内容 ]
    いまは11月。
    もうすこししたら、ムーミン谷は、まっ白な雪にとざされます。
    人こいしくてムーミン家に集まってきたフィリフヨンカ、ホムサ、ヘムレン、スナフキンたち。
    ところが、心をなごませてくれるはずのムーミン一家は旅に出ていて……。
    フィンランドの女流作家ヤンソンがえがく北の国のファンタジー童話。

    [ 目次 ]


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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ムーミン一家に触れたくてやってきたちぐはぐな五人がムーミン谷で共同生活する、という物語。たぶん一番好きなムーミンシリーズです。登場人物も個性的かつ、毎日同じ事を繰り返している気分のヘムレンさんや恐怖に満ちたお掃除を終えたフィリフヨンカなどそれぞれの悩みがまた独特。一概に「楽しい本」とは言えませんが、忘れられない物語。

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