そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061473928

作品紹介・あらすじ

夢水清志郎は名探偵。表札にも名刺にも、ちゃんとそう書いてある。だけど、ものわすれの名人で、自分がごはんを食べたかどうかさえわすれちゃう。おまけに、ものぐさでマイペース。こんな名(迷)探偵が、つぎつぎに子どもを消してしまう怪人「伯爵」事件に挑戦すれば、たちまち謎は解決……するわけはない。笑いがいっぱいの謎解きミステリー。

感想・レビュー・書評

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    https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83287

    「はやみねかおる」シリーズ作品一覧|講談社
    https://book-sp.kodansha.co.jp/hayamine/

    『そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノ-ト』(はやみね かおる,村田 四郎):講談社青い鳥文庫|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000145319

  • 小学校高学年あたりでハマりにハマって全シリーズ読み漁った青い鳥文庫の夢水清志郎シリーズ。
    大人になってKindleで再会!やっぱり大人になって読み返しても面白かった。
    コナンぐらいしっかりしたトリックとミステリー、何よりも愛らしいキャラクター達と必ず全員がハッピーエンドで終わる所が大好きだったなぁと懐かしくなった。
    他のシリーズもKindleになったらいいなぁ。

  • わたしが初めて出会った名探偵は、小学校の図書室でのシャーロック・ホームズでした。
    それからウン十年後、小学生の子どもたちが初めて出会う名探偵は、夢水清志郎になったのかもしれませんね。
    普段はぐうたら、でも名探偵ですから謎解きは素晴らしいです。そして何より、彼はちっちゃな胸を痛めてる子どもたちの気持ちを大切にしてくれる名探偵でもあります。
    今回の事件、子どもたちに楽しい夏休みをありがとう……ですね。

    子どもたちが読んでいた児童書の整理をして久しぶりに手にとってみました。やっぱり面白かったし、いい本だなぁって思いました。

  • ミステリー小説の最初の1冊としてこれ以上はありません!30年前の作品ですが、今違和感を感じるのは新聞と電話ぐらいなものじゃないでしょうか。面白いほど世の中は変わらないものですね。

  • 2004年発行の青い鳥文庫。
    この小説のベースになっている、
    「子どもの幸せ」
    昔も今も変わらぬ願い。

  • 推理小説が好きになったきっかけの本。

  • そして五人がいなくなる(名探偵夢水清志郎事件ノート)(講談社青い鳥文庫)
    著作者:はやみねかおる
    発行者:講談社
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    facecollabo home Booklog
    https://facecollabo.jimdofree.com/
    65歳を機に作家を引退予定のはやみねさんですが、後世に読み継がれる作品です。

  • 当時の読書好きの小学生の例に漏れず、私は青い鳥文庫がとにかく好きで、一時期の青い鳥文庫については本当に舐めるようにすべてを読みまくり、図書館の棚という棚を制覇していた。特に好きだったのが、女の子系の作品群の中では倉橋燿子(神)の『ペガサスの翼〜ドリーム・ファーム物語〜』シリーズ(都会の子供が田舎に行って超いろんなものと出会う話で名作なのに何故か『いちご』などと比べて存在感が薄い)で、ミステリー系の作品群の中では抜群にこの『夢水清志郎シリーズ』が好きだった。ミステリー系ではやはりパスワードシリーズが入りとしては妥当で、私も小学校3・4年生くらいまでは圧倒的にパスワードシリーズ派だったのだが、5年生くらいから夢水清志郎派に傾き、以後、怪盗クイーンや虹北恭介らへと進んでいき、そこからメフィスト系へ目覚め(本当に今思うと講談社って…)、奈須きのこや西尾維新を小学生の段階で全て網羅していった。今振り返ると漫画・アニメ以外のBLへと続く文学系オタク的感性の入り口として、夢水清志郎があったように思う。
    パスワードシリーズが明るくて健康的でコナン的であるのに対して、夢水清志郎シリーズの魅力は何かと言われると、底の部分に小川のように流れているそこはかとない「寂しさの感覚」だと思う。ギャグもふんだんに盛り込まれていて笑えるのに、どこか寂しさを感じさせるのは、夢水清志郎というキャラクターが世間から外れてしまった人であること、そして作者が失われゆく子ども時代への憧憬をさりげなく散りばめてしまっていることが原因のように感じる。子ども向けなのに、どこか大人になってしまう予感を感じさせる小説たち。昔の私の心はそういうものに張り裂けんばかりに震えさせられていた。

  • 久しぶりに読んでみたのだけれどやっぱり面白かった。教授の常識のなさには驚かされます。けど他人からどう言われても曲げない信念がかっこいいと思いました。

  • 小学生に出会っていたら、学生時代の読書量が違ったかもしれない。

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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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