そして五人がいなくなる 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (1994年2月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061473928
作品紹介・あらすじ
夢水清志郎は名探偵。表札にも名刺にも、ちゃんとそう書いてある。だけど、ものわすれの名人で、自分がごはんを食べたかどうかさえわすれちゃう。おまけに、ものぐさでマイペース。こんな名(迷)探偵が、つぎつぎに子どもを消してしまう怪人「伯爵」事件に挑戦すれば、たちまち謎は解決……するわけはない。笑いがいっぱいの謎解きミステリー。
感想・レビュー・書評
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夢水清志郎シリーズ1冊目。
面白〜い!やはり変人な探偵×謎×ハッピーエンドはいい。めちゃ好みでした。
シリーズどんどん読んでいきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ジュブナイル小説ということもあり犯人や動機がわかり易くマジックのトリックも想像の範囲内だったので、どこかで捻りが欲しいかった印象。
しかし、探偵役の夢水清志郎は名探偵らしいキャラですし、ワクワクする謎の演出で楽しめました。 -
ミステリー小説の最初の1冊としてこれ以上はありません!30年前の作品ですが、今違和感を感じるのは新聞と電話ぐらいなものじゃないでしょうか。面白いほど世の中は変わらないものですね。
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初読は確か小3の時。当時の自分には第Ⅰ部「名探偵登場」が本当に面白くて予想外なもので、何度も読み返した。
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名探偵 夢水清志郎シリーズ一作目。
四人の子供と伯爵と呼ばれる犯人がアミューズメントパークで消えるストーリー。サーカス、ジェットコースター、鏡の館、蝋人形の館など数々の場所から子供たちが消えていく中、夢水は簡単に犯人を特定した。推理小説としては、簡単に読める話だと思う。 -
夢水清志郎は名探偵。だけどものわすれの名人で、おまけにものぐさでマイペース。
名探偵、三つ子、消えた子どもたち、伯爵、遊園地。くいつく要素満載のミステリー。ちゃんと本格的。ちゃんとおもしろい。はやみねさんは小学校の先生なのか。子どものツボをよくわかってらっしゃる。子どもたちがハマるのがわかる。これはちゃんと勧められるな -
子どもに読み聞かせ。3年生男子、推理小説初挑戦でしたが、少々長く感じたのかあまりハマらなかったよう。キャラが良かったし、アイ目線の語り口が分かりやすい&子どもには親しみやすいんじゃないかと思ったけど・・・。犯人が誰なのか?子どもと一緒に考えながら読むのは面白かった。人の優しさが絡んだ犯罪であるのが面白い!良本だと思う。
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現役小学校教師として執筆された子どもたちのための本格推理小説と銘打たれておいての、この話運びとそこに込められたメッセージはめちゃくちゃ素敵だと思います。1994年にして斬新な設定もあったり、なかなかに侮れない。
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小学生の頃にあった朝の読書の時間で初めて読んだ推理小説だった。
大人になってから読んでみたら子供の頃そこまで理解できていなかった事を痛感した、私がアホなだけかもしれないけど。
読み返して良かった。