若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
3.84
  • (66)
  • (59)
  • (75)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 999
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486133

作品紹介・あらすじ

2019年10月、映画「ジョーカー」と「命題はほぼ同じ」「若おかみの方がつらい」と何故か比較されて話題に!

6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館"春の屋"に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生でライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の"若おかみ"修業を始めることに。きびしい修業の日々、失敗の連続…。負けるな、おっこ!コメディ新シリーズ第1話

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 両親を亡くしたおっこ(小6)は、祖母が営む旅館「春の屋」へ引き取られる。幽霊のウリ坊と出会い、はずみで旅館の後継を宣言してしまい、おっこは若おかみ修行を始めることに。
    危なっかしいおっこを思わず応援したくなる、楽しい奮戦記でした。

    自分の子どもが将来手にとるかな〜という期待半分、あとは以前、偶然見た映画版が非常によかったという個人的興味から読み始めました。
    ノベライズ等を含め20巻以上ある人気シリーズなので、ゆっくり読んでいきたいです。
    子ども向け小説ですが、おじさんも楽しく読んでいます。

  • 中学生の頃自分のお小遣いで買っていました。
    最近映画になったりと話題になりうれしいです。

  • 両親をなくしたおっこが若おかみになる決意するまで。
    ウリ坊とも出会う。

  • おっこは事故にあったからウリ坊というユウレイに会えて、話すことが出来てすごいと思いました。私もユウレイと話せるようになりたいです。

  • あかねと言う男の子が、おっこに声をかけて、友達の様に仲が良くなり、おっことあかねがプリンを一緒に作っていました。どうやったら、美味しくなるかどうやったら味が変わるか、一生懸命考え続けて、ハッとしてこのプリンにしようとしたのが、ゴマプリンでした。神田香水先生と神田あかねにプリンを食べさせる時間が、あって暖かい内にお召し上がり下さい。おっこが、言いました。美味しそうなプリンだなぁと、思いました。本当に、面白い

  • 映画でみてめっちゃくちゃに泣いたので読みました。
    映画と比べて巻数を重ねる分、ひとつひとつのエピソードが掘り下げられているのが良かった。映像ではあんなに大人びて見えたおっこちゃんが、考えなしに行動して怒られたりちゃんと子どもとして怒られたり失敗したり、でもちゃんと甘やかされるところが見られるのにすごく安心感がありました。

  • 文句なし、非の打ちどころなしの物語!
    小さな謎が解けて、一つの目標を達成し、そして続きが気になってしかたないから星5つです。

    児童文学というのは、時として
    『世界とはこうあるべき、子どもとはこうあるべき、正しさとはこういうものだ』
    という作者の無自覚規範が押し付けられてきます。
    その無自覚規範に同意できればいいが、同意しかねる場合はどうするか。

    本を途中から飛ばし読みし、話の筋は追って情報を入れるが、文体やら感情的なあれこれやら作者のモラル語りは全部すっ飛ばします。

    そういう事にならない本で良かった。

  • 映画が人気ですね!!全巻読んでないですが、青い鳥文庫から映画になるなんてスゴイ! 小学生なのに女将さん、というのが分かりやすいし、憧れも生まれる。しかも見えないものが見えるなんて。 児童書って今、あんまり読まれてないのかなあ、これを機に児童書が注目されるといいな! 若おかみも面白かったけど、青い鳥文庫ならパセリ伝説もオススメ。

  • 思うところあって児童書を読み始めて、記念すべき第一作目。両親を事故で亡くした小学生ヒロインが、温泉旅館をやっている祖母の家に引き取られ、そこで幽霊にであったり女将さん修業を始めたり、、、というわけで、初めて読むには非常に良い児童書に当たったと思います。このあといろいろ読むわけですが、ワタシの児童書の基準になったかもしれません。

  • 小学生の頃よく見かけていて人気の本だった気がする
    愛菜ちゃんおすすめの本だったので初めて読んでみた
    大人が読んでも面白く、おっこが頑張る姿に元気をもらえる
    ウリ坊はなんとなくあの人かなという気がする
    全部読んでみたいなと思うのでちょっとずつ読み進めます

全53件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』(あすなろ書房)、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)などがある。「若おかみは小学生!」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

令丈ヒロ子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
森 絵都
森 絵都
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×