- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061486232
作品紹介・あらすじ
生徒会長に立候補し、あざやかに当選してみせた、高見沢みちる。その魅力的な微笑とふしぎな力によって、しだいに学園の自由は奪われていく…!?美しい顔にかくされた彼女の正体と、真の狙いはなんなのか?何度も映画化・テレビドラマ化された、日本SFジュブナイルの大傑作。小学上級から。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
眉村氏の作品は今あまり手に入らないのか、ここで探せなかったので、いくつか代表だけを登録しています。
ジュブナイルからも1冊と思って、これを登録しました。
思えばこの作品が発表された当時は、日本のSF界のそうそうたるメンバーが次々に学習雑誌と呼ばれるティーンエイジャー向けの雑誌に、作品を発表されていた時期で、当時の児童生徒たちは、かなり良質のSFに恵まれていたことになります。
当時のジュブナイル特集というのがあればぜひ全部揃えて全国の学校図書室に揃えていただきたいものです。 -
予備知識なく同名アニメ映画を見たらよく分からなかったので、原作を読むことにしました。
読んでみると、集団心理の怖さという、説明するのが難しいものがまるでその現場にいるかのように伝わってきて、おおよその結果は映画で知っているのに引きこまれました。そういえば超能力も同じ「説明するのが難しいもの」ですね。
そして映画を見て残った、たくさんの謎のうち、ひとつの答えを知ることができたのでちょっとすっきりしました。 -
つまんない〜
眉村卓ってひとの青い鳥文庫
まゆゆが映画?主演らしい
眉ゆ‥?
主人公少年だけど‥?
生徒会が圧制をしく話
超能力もつかう
超能力ってのがなぁ
民主主義とかファシズムとか
そういうテーマの小説 -
中学生くらいに読んだお話。すごくドキドキして一気に読んだ記憶があります。非日常を求める中二病にはよかったです(笑)
-
1973年に刊行された作品の復刻版。ユリ・ゲラーによる超能力ブームにより何度もドラマ・映画化されました。
超能力サスペンスですが、超能力による侵略より、敵・味方双方の「人間の集団心理」の方が恐かった。
ずいぶん昔の話ではあるものの、インターネットが発達した今の方が、似たような事が大規模で起きやすくなった気がします。
眉村先生曰く「自分と違う立場から物事を見る」という事の大切さを痛感しました。
ブギーポップシリーズで有名な緒方剛志さんの、端正ながらどこかじっとりした絵の雰囲気が物語を盛り上げています。 -
あんまり覚えてないけど面白かった気がする
-
どんどん話が進んでいって、展開にドキドキハラハラです。
-
児童文学ですが。ドラマにもなりましたよね。和美の「・・・いいえ、これはただの予感」という最後の言葉が聞いているとおもいます。高見沢みちるも好きなんですが(笑)先生とか親とかの言動も、今読んだらまぁ、わかるかなぁ・・・。