若おかみは小学生!PART2 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
3.72
  • (33)
  • (29)
  • (52)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 621
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061486317

作品紹介・あらすじ

あなたもおっこといっしょに「若おかみ体験」してみない!?

6年生のおっこは、祖母・峰子の経営する旅館“春の屋(はるのや)”で若おかみ修業のまっ最中。ユーレイのウリ坊はおっこの強い味方だ。 ある日、母親と泊まりにきた太めの女の子・まや。彼女の悩みを知ったおっこは、ダイエット作戦を敢行。そんな折り、祖母・峰子がおっこに見せた古いアルバム。なんとそこには、ウリ坊と峰子の知られざる過去が! 元気が出る人気シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ウリ坊と峰子(おっこ祖母)の関係が明らかになった巻です。ウリ坊可哀相だなあ…。また、この巻でおっこがお客様を満足させるために取った行動…それはあかんやろ〜と思いました。そういえば、毎回新しい料理が登場するのかな?「美・メニュー」も食べたくなりました。次回は何が出るか楽しみです!

  • ユーレイと一緒に逞しく働く小学生の若おかみシリーズ、2巻。
    表紙にもなっているシーンはとても印象的でした。
    しかし、摂食障害の少女への強引な「若おかみ体験」作戦は、もしうち解けてくれなかったらクレームものなので、読み手はハラハラしました。
    もしかしたら、“悪役”大旅館の娘・真月にむしろ感謝すべきなのかな。
    真月はビミョーな性格ですが、もし「自分の祖父は、祖母よりも隣の女将が好きらしい」とご近所さんに噂されたら、そりゃヒネくれもするか。
    いつか仲良くなれるといいですね。

  • ユーレイの秋野美陽が登場。外見は7歳。だが、中身は大人。このギャップに萌え。

  • 1の終わりが唐突な『主人公を助けたのはユーレイ』という告白で終わっていて、あれ?と思ったけど、2巻がその続きからではない事に、ますます『あれ?』と思う。
    何とも言えない中途半端さは何だったのだろう。もう少しうまく『まとめ』て終わるものではないのだろうか。少なくとも私が読んだ児童書のシリーズは『一旦話を仕舞う形』のものしか読んだことがなかったので、何とも言えない尻切れの形に違和感があった。

    これも作者の独特の感性のなせる業なのか。それとも、『次回に続くから読んでね』という引きのつもりで書かれているのだろうか……と考えてしまった。
    2巻もこの形なので、引き?なのか?



    1巻が主人公の『若おかみ宣言』と『そのための騒動(お菓子大会出場)』だったけど、2巻からはお客様のあれこれに落ち着いている。
    お客様だけ追えばいいので、読みやすくていい。子供ならではの無謀さも子供らしくていいのだろうなと思う。

    ダイエットという微妙な問題のお客様の為に奮闘するという話がメインだけど、ダイエット理由も可愛くなりたいという単純な理由ではないのはいいなと思った。結局『運動と食事』が必要という結論もいい。

    ただ、雑誌掲載の為に奮闘するのは……それやるのは大人の仕事で子供がやる事ではないんだよなと思う。とことん大人が大人として機能してないし、子供が子どもとして機能してない。シーンだけを読めば『面白い』のかもしれないけど、全体としてみるとおかしいこと満載。……一巻と同じ感想になりそうなので、これ以上はやめておく。



    児童書なので意地悪な人間は出てきても、腐ってる人間は出てこない。
    良いなと思えるのはそこだけかな……。面白いかと言われたら、私の好みではないので面白くはない。

  • ぽっちゃり少女まやとダイエット作戦。

  • おっこが若おかみになること、春の湯で1番のお店にすることを宣言しちゃったところがすご

  • 主人公のおっこがお客様のために若女将体験をしてるのが面白いなと思いました。

  • 私も若おかみ体験を、してみたくなりました。

  • この本はお父さんとお母さんを事故で亡くした、おっこが祖母の経営する旅館「春の屋」に引き取られて、そこに住み着くユーレイのウリ坊や転校先の同級生で旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは春の屋の若おかみになることに、どうなるのか。

  • まやが最初はぜんぜんたべなかったけどさいごにたべてくれたからうれしかった。

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。おもな作品に「若おかみは小学生!」シリーズ、『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)、『妖怪コンビニで、バイトはじめました。』(あすなろ書房)、『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)などがある。「若おかみは小学生!」は2018年にテレビアニメ化、劇場版アニメ化され、大きな話題となる。

「2022年 『病院図書館の青と空』 で使われていた紹介文から引用しています。」

令丈ヒロ子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×