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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
レヴィ・ストロースを軸に、構造主義がわかりやすくまとめられている本。素人の私には、特にソシュールの言語学についての解説が目から鱗。非常に読みやすく、思わず一気に読了してしまう。構造主義の最高の入門書。
すごいよかった!巷であふれる思想の混乱がすっきりする本。ポスト構造主義に突入する前にレヴィストロースと代数系をもう一度復習したい
比較的新しい思想である「構造主義」について書かれた一冊。
本著も入門としてはオススメながら、寝ながら構造主義、もおすすめ。
神話学が成功したからといって、あらゆるテキストにその方法が適用できるわけではないのでは?とか、レヴィ=ストロースの手法が鮮やかすぎる、他の人にはなかなか真似できないってんなら、構造主義者ってのは何してる人なの?とか、いくつか疑問も残ったけど、大体どんなもんかってのはわかった気がします。以下はまとめ ・流行の変遷 マルクス主義-社会は歴史法則に支配されている(資本主義→共産主義の流れ、革... 続きを読む »
構造主義者によれば、数学と神話には同じ秩序が宿っているという。近代以降において、普通私たちの多くは、数学は理性的思考そのものなのに対して、神話などは、わけのわからない荒唐無稽なでたらめなものに過ぎないじゃないかと思っていることだろう。 特に西洋では、たった一つの真理を探求する知の営みこそ崇高で、偉大な頭脳が目指すべき道であるとされていた。そうした知のシステムを支えていた大黒柱の代表格が<数学... 続きを読む »
レヴィ=ストロースがどのように構造主義を確立したのかを順を追ってわかりやすく解説してある本。
主体を抜け出して物事を分析することで、目には見えない「構造」を浮かび上がらせる。構造主義ってクール。
やっぱりこれが一番シックリ来る。「主体的な人間」を超える《構造》(精神分析の見地においては、フロイトやユングはそれを「(集合的)無意識」と呼んだ)の存在を考えることは、現代社会を考える上で、とても有益である。“真理”というものも、ある思考枠組の中から生じるものでしかなく(つまり、“絶対的”なのは、その《構造》の中でだけ)、また、私たちの信じる歴史も、物語に過ぎない(その点、神話や伝承の孕む信憑性の問題を、同様に歴史に対しても抱かなければならない)からである。……うーむ。難解な言い回しはさておき、社会(心理)学の知識を国際関係の分析・検討に活かせたらよいのだけれど。
これは面白かった!
特にレヴィ=ストロースの人類学のアイデアや、それに関するモースの贈与論、ソシュールの音韻論や記号論などここまで詳しく、かつ分かりやすく書いてある本は他に読んだことが無い。
中盤の数学史と構造主義の関連を説明する部分は脳みそとろけるかと思うほど面白かった。
内田樹の『寝ながら学べる構造主義』の後に読むと、理解が深まって良いと思う。
これはオススメ!
だましだましなのは承知の上。でもこうした知的な本、初めて最後まで納得しながら読めた。 「●●入門」にありがちな全然入門じゃない難解な本にとは違い、本当に必要な部分だけをわかりやすく。 ありがたい。 さて、「構造主義」は高校の倫理で課題がでたので言葉だけ覚えている。 倫理はいつも6限だったのですべて睡眠時間。 なんの意味もわからず適当なものを提出した記憶がある。 もったいない。 ... 続きを読む »
レヴィ・ストロースを軸に構造主義思想に到るまでの歴史・道筋をたどっていく入門書。
「ませた中学生にもわかる」ように書いたと著者が語るように、専門用語を極力使わずに主義思想を説明してくれるのは好印象。
類書を読んだことがないので特にわかりやすいのかどうかは判断できないけど、すごく親切な入門書だと感じた。文章は平易で解説は丁寧、読み物としてもおもしろく、次の読書の勧めとしてブックガイドがあるのも良かった。構造主義についての理解はそこそこに、興味は更に増した。悲しき熱帯が読みたい。
僕なりにまとめると、構造主義とは
「違うように見えて実は根本を探ると同じこと」が世の中のはたくさんある。
ということかなと思いました。
これは現代人は結構共通認識として持っているのではないかと思う。
例えば、ネットの世界。
ブログのデザイン。
ホームページ風にしているブログも、一般的なブログも仕組みは同じ。
技術はよくわかってないけれど、twitterやfacebookなども仕組みはよく似ているんじゃないのかなぁ。
簡略化しすぎだと思うけれど、そういうことかなと。
フィルターを通してみるとAやBやCは相似形ですよっていうのが
構造主義なのかなぁと、簡単に理解したつもりです。
べつに初めてじゃないけど、バラバラに理解した構造主義者たちを同じ地平に置くには良いかなと思い、読んでみた。 構造主義の変遷というよりは、構造主義がどんなルーツ(若干科学史のようだった)を持つか、そしてどうやって構造主義が産まれたか(ソシュール、レヴィ=ストロースとヤコブソンあたり)の説明が大半だった。 人類学のクロード・レヴィ=ストロースと並ぶ大家、文芸のロラン・バルト、精神分析のジャック・ラ... 続きを読む »
「かなりおませな中学生の皆さんにも読んでいただけるように、書いてみました」というように、読者に語りかける口調で分かりやすく構造主義の成り立ちを解説している。
ここで説明されている「構造」とは簡単にいうと「深層に隠されている秩序」というような意味で、あるテキストをいったんバラバラにして一定のルールに従って組み替えると、新たな仕組みが見えてくるというようなことだ。
レヴィストロースの入門書としておすすめ。
構造主義の入門書として素晴らしい本。特に、構造主義の発生と近現代数学の発展との関係についての記述は、歴史の解釈の1つと割り切って読んだとしても、ワクワクする論旨展開になっていて、非常に面白い。そして、構造主義におけるブルバキの役割についてもはっきり言及されており、私が本書を手に取った目的を完遂することができた。モノに着目する際に、その表層(見た目)を無視して、裏にある機能の「構造」を切り出そうと試... 続きを読む »
構造主義の入門書として本著は広く読まれているようだ。個人的にはレヴィストロース風の構造主義はまるで面白くないのだが、構造主義の骨子を理解するにはレヴィストロースが必要なことはなんとなくは理解できた。結局のところレヴィストロースが何をしたかったのかがまるでわからない。相対という言葉を使うけれど、<構造>なるものは真理ではないのか?と感じる。真理がないというが、構造であるならば相対を果たしきれてはいな... 続きを読む »
難しい理論や概念の本質を分かり易く教えてくれるという意味で、とてもいい本に出会いました。
レヴィーストロースってすごい人なんですね。結婚・親族にかかわる全人類共通の構造を示して見せたのだから。なんて頭がいいのだろうと思います。こういった、できるだけ普遍的に仕組みを解き明かそうという考え方は自分にとっては興味があるものです。
しかしこういった人類学や社会学、神話学って、現実世界を変えてるんのかなと思いました。例えばニュートン力学や相対性理論が科学技術を生んだというような意味で。

レヴィ=ストロースによる構造分析手続きの手法を丁寧に追っていくことで、わかりやすく構造主義の思想を解説している。
しかし現在の文脈で(さらにフェミニストの端くれという私の立ち位置も含め)考えると、い...






