ハプスブルク家 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061490178

感想・レビュー・書評

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  • 文体は大げさだが、史実に厳密に即しているように思えた。
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    至極、適切で読みやすい、これぞ新書といった感じの本。列伝形式を抜け出せない感があるが、何しろ、はプスブルグ家のための史書だ、こうなるのが当然だろう。

  • 90年の著作だからか、文体が古く少し読みにくかった。

  • 「神聖ローマ帝国:菊池良生」を読んだら、ハプスブルグ家にも興味が湧いたのでこちらも。
    当然上記の本と重なる部分も多かったが、微妙に評価が異なったりして面白かった。
    「神聖ローマ帝国」もそうだったが、この本も著者の主観バリバリだが、むしろそれが歴史上の人物たちを活き活きとさせ、読み物としての面白さにつながっている。
    「この世ではあらゆるものが私から奪われてゆく!」
    と嘆いたフランツ・ヨーゼフ帝には歴史本なのに感情引入してしまった。

  • 映画「エリザベート」を見て、時代背景を知ろうとアマゾン中古で購入。年代を追って、地図や家系図も挟みながら記述されているので大変わかりやすい。ただ私が買った1990年版はやったら漢字が難しくてしばしば読めないところがあった。(^_^;)

  • ちきりんオススメ

  • ざっとハプスブルクの歴史が追えて、きれいなカール五世のことも読める。

  • 宗教と婚姻政策

  • ミュージカル「エリザベート」の予習の一環。
    いつ買ったのか分からないけど、本棚から出てきました。カバーが昔のタイプ。

    ハプスブルク周辺のことが、分かりやすく、かつ、読みやすくまとめられていると思います。
    特に「時代」を感じてしまう部分もないですし、いまだに通用する内容だと感じました。

    ただ、著者はマリア・テレジアのことが好きなのか、彼女の項目については、だいぶ感情的な筆致になっているように見えました。
    この部分だけ浮いているような感じがしまして、なんだか残念な気持ちになってしまいました。

  • カール五世に言及した部分を特に興味深く読んだ。アウグスブルクの宗教和議は、ある意味で挫折だったのか。

    後半部のマリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフは多少知っていたので、それほど驚かなかったが勉強になった。

  • (欲しい!)ヨーロッパ王朝/新書

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著者プロフィール

1941ー2005年。元東洋大学教授。著書に『ハプスブルク家』『ハプスブルク家の女たち』『マリア・テレジア』『カール五世』『ハプスブルク夜話』などがある。

「2013年 『フランツ・ヨーゼフ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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