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- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061492011
感想・レビュー・書評
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真冬の向日葵 からのリファレンス。古くはナポレオンやヒトラーの覇権下で行われた、組織的な情報操作の方法、仕組みなど実例を紹介し、現代でも根本的には同様の操作がなされているという比較に触れることができる。
報道機関にはそれぞれインセンティブがあって、往々にして権威にこれが関わった場合、真実よりも優先される操作が発生するという恣意的な情報操作は当然に知っておくべき報道との付き合い方であろうが、そもそも情報とは恣意の有無に関わらず、主観の影響を受けやすい、不安定なものだという本質を学べたと感じた。
人は、実体と単なる情報を混同しやすい、というのは重要だと思う。ただ、これを証明する実験として、座禅中のお坊さんとフツーのアナウンサーの前に水着の美女を並べて脳波の乱れを比較する(お坊さんは、ああそうですかと実体のみを受け入れているので、脳波乱れない。)のにはシュールすぎて噴いたw詳細をみるコメント0件をすべて表示