妖精学入門 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 208
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494190

作品紹介・あらすじ

ケルトの小さな神々からシェイクスピア、ピーターパンまで、妖精の誕生・分類・系譜を網羅。多彩なカラー図版も楽しめる、はじめての妖精百科。

感想・レビュー・書評

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  • う~ん・・・・。  どうも KiKi は井村さんとはあんまり相性がよくないみたいです・・・・ ^^;  恐らく彼女と KiKi は魅せられている世界観みたいなものは似通っているんだと思うんだけど、彼女が書いたものを読むと、辛い・・・・・というか、眠くなる・・・・・というか、字面を追いがちになる・・・・・というか・・・・ ^^;  要するに読んでいてすっと頭にはいってくる文章じゃないんですよね~。  以前「ケルトの神話」という本の Review でも、井村さんの書き方についてどちらかというと批判っぽいことを書いちゃったけれど、この本もご多聞に漏れず・・・・っていう感じ(汗)

    (全文はブログにて)

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    妖精学とはなんだろうなと思いながら読み始めたが、様々な地域の妖精を体系的に分析し、それらがどのようなものなのかを解説している内容となっている。
    よって妖精が生まれた経緯よりも妖精自体の分析・解説が主な内容となっている。自分が知っている妖精や、名前だけは知っている妖精、全く知らなかった妖精と様々な妖精がいることを知り、世界は妖精に満ちているのかもしれないと考えることになったな。

  • w

  • 創作の参考に。
    オーベロンとティターニアの項はとても参考になった。
    妖精小事典はちょいちょい流し読み。
    入門には最適の一冊。

  •  娘の部屋にあって「妖精学」という言葉が気になり読んでみた。

     が、元来ファンタジー嫌いなものにとって、妖精の名前を並べられたり、出身地別や性格別などを並べられても、退屈極まりない。

     百ページを超えたところで読んだことのある「ホビット」に出てくる妖精のことが出てきてほっとした。

  • [ 内容 ]
    ケルトの小さな神々からシェイクスピア、ピーターパンまで、妖精の誕生・分類・系譜を網羅。
    多彩なカラー図版も楽しめる、はじめての妖精百科。

    [ 目次 ]
    1章 妖精はどこから生まれたのか(妖精の六つの淵源;妖精とケルト;妖精と風土 ほか)
    2章 妖精のエンサイクロペディア(妖精の分類;妖精の語源と別称;妖精の種類「小辞典」 ほか)
    3章 創造された多彩な妖精像(語られた妖精;書かれた妖精;描かれた妖精 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 日にちはてきとう。
    本当に入門書なので、各分野についてさらっと大事なことが書いてある。一回は読んでおきたいし本棚には置いておきたい。
    ただ妖精について知りたいなら、同じ著者の「妖精who's who」をオススメします

  • 面白かったです。
    入門という題の通り幅広く
    妖精に関する基礎的な情報が得れて
    入門には最適だと思います。

  • 文学や民話、神話に現れる妖精たちの話を妖精学としてまとめ(著者の作り上げた学問)、それでもって、妖精を語った本。著者は妖精を七つのグループに分けそれぞれ、語られた、書かれた、描かれた、演じられた、造られた、感じられた、未来の妖精として分類し、主に語られた妖精から、造られた妖精までを詳しく述べている。
    表紙の妖精がカワイイ。

  • 妖精のことを手短にキッチリ知りたい人にオススメ。妖精小事典や妖精をモチーフにした絵画もたくさん載ってて楽しめます!

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著者プロフィール

英文学者・比較文学者。明星大学名誉教授。うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。金山町妖精美術館館長。著書に『妖精学大全』(東京書籍)、『ケルト妖精学』(筑摩書房)、『帰朝者の日本』(東京創元社、近刊予定)、訳書にW・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(筑摩書房)、ウィリアム・シェイクスピア『新訳 テンペスト』(レベル)、アーサー・コナン・ドイル『妖精の到来――コティングリー村の事件』(アトリエサード)ほか多数。

「2021年 『コティングリー妖精事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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