デジタル産業革命: 情品経済の仕事力 (講談社現代新書 1426)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494268

作品紹介・あらすじ

モノとカネで世界が動く「商品経済」から、情報と人の情が地球を結ぶ「情品の時代」へ。ビジネスが変わる、人生が変わる。

感想・レビュー・書評

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  • 1998年に刊行された本で、当時ようやく多くの人びとが利用しはじめたインターネットの普及によって、世の中にどのような変化が起こるのかを説いています。ただ、さすがに内容が古びている印象は否めません。

    著者は、インターネットを利用してオーストラリアに中古4WD車を輸出する会社を興したひとや、JW_CADをフリーソフトとして公開した製作者などに取材し、今後より活発になっていくと思われる、ひとや情報の新たなつながりについての展望を語っています。

    「YAHOO!」という検索サイトの画期性が論じられていたり、「Amazon.com」によって本の流通に革命が起こったことなどが語るべき話題としてとりあげられたりしています。ほかにも「テレホーダイ」といったことばも出てきて、懐かしくなります。

    これまで「モノ」と「カネ」を中心に動いてきた世の中が、インターネットの登場によって「個人」と「情報」の新しいつながりが生まれ出ているということが語られており、インターネットに対する当時の熱気を感じました。

  • (1999.08.27読了)(1999.07.30購入)
    「情品経済」の仕事力
    (「BOOK」データベースより)amazon
    モノとカネで世界が動く「商品経済」から、情報と人の情が地球を結ぶ「情品の時代」へ。ビジネスが変わる、人生が変わる。

  • 山根一眞のデジタル「啓蒙」の時代から、
    大きな変化を迎えているが、
    あまり声を聞かない。

    最初に読んだときは、刺激的であったが、
    現在は少し変化している感じがした。

    それは、デジタルエイジの成長に
    よるものだからかな。
    少しトーンダウンをしている。
    新しい展開の遅れともいえる。
    つまり、インターネットの活用は、
    急速に進んでいるともいえる。

  • [ 内容 ]
    モノとカネで世界が動く「商品経済」から、情報と人の情が地球を結ぶ「情品の時代」へ。
    ビジネスが変わる、人生が変わる。

    [ 目次 ]
    1 デジタル商人へ
    2 通信革命の魔術
    3 机上の大植民地
    4 金銭ぬきの経済
    5 紙を捨てた新聞
    6 家庭会社の誕生
    7 不況脱出への道

    [ POP ]


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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • これももう、少し古いのかな。
    従来の「商品経済」を簡単に説明した後、ITの普及による情報が商品になる経済への移行と、その利点、問題点を分かりやすく解説。

    第三次産業革命といわれる情報化、情報化情報化といわれてて、一体何が変わっていくというのか、ということを書いてらっしゃいました。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。獨協大学経済学部特任教授、宇宙航空研究開発機構(JAXA)嘱託、理化学研究所相談役、福井県文化顧問、月探査に関する懇談会委員(内閣府)、生物多様性戦略検討会委員(農林水産省)、日本生態系協会理事、NPO子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)理事などを務める。日本の科学者・技術者を取材した20冊を超える『メタルカラーの時代』シリーズ(小学館)、『環業革命』(講談社)など著書多数。山根一眞オフィシャルホームページ http://www.yamane-office.co.jp/

「2017年 『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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