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- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061494510
感想・レビュー・書評
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著者:根井雅弘(1962-、宮崎県、経済学)
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2017/01/18 読了
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1999年に21世紀の未来に向けて、20世紀の経済学史をまとめた本。社会主義崩壊という中で書かれたことがある意味、時代を感じさせる。
4章構成だが、経済学史をみると一時もてはやされた理論がすぐに反対の理論が出てきて、歴史が進んでいく様子がよくわかる。また、著名な学者の引用が多いので、全体として読み物として読みやすいと思った。また、理論的にいくら考えても人間には限界があることをつくづく思い知らされた。
47ページのケインズは、人類の政治的問題は、経済的効率、社会的公正、個人の自由を組み合わせることにあるといったそうだが、そのバランスがいまだにわからないような気がした。 -
20世紀の経済学は何を解明したのか。どこへ行こうとしているのか。新古典派から現代制度派・複雑系へ。最先端経済学への招待。
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