いきいきと手紙を書く (講談社現代新書 1467)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061494671

作品紹介・あらすじ

eメール派もファクス派も必読の"手紙の心"-意を伝え相手を口説く文章の決め手とは?多彩な実例をもとに達人が明かす元気のある手紙論。

感想・レビュー・書評

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  • 最近クラシカルに手紙や日記を書くことが多くなったので。
    1:形容詞で感想を語るのはNG、具体的な事実を駆使して読み手の想像力を刺激する。今まで中学生みたいな文章で悩んでいたので目から鱗。
    2:電子メールでも相手に語りかけるという自覚を忘れない。宛名や頭語に親しみを込める工夫を。これは仕事でも実践してみたい。
    新書ならではの軽いもの書きとテンポが小気味好い。

  • 著者はいきいきと本書を書いてた。手紙でこんなに語れるってすごいな。私も、心を込めて手紙を書きたくなった。

  • 宮沢賢治の「どんぐりと山猫」の手紙からはじまる。
    「あした、めんどなさいばんしますから、おいでんあさい。
     とびどぐもたないでくなさい。」
    いろいろな本や、逸話から構成されている。
    「?」「!」は有名。
    「パソコンを捨てて町にでよう」という呼びかけは逸品。

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著者プロフィール

轡田隆史(くつわだ・たかふみ)
1936年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞東京本社に入社。社会部デスク、編集委員などを経て論説委員となり、1996年までの8年間、夕刊一面コラム「素粒子」の執筆を担当。その後、編集局顧問となり、1999年に退社。テレビ朝日系ニュース番組「ニュースステーション」「スーパーJチャンネル」などのコメンテーター、日本大学法学部非常勤講師を務めたあと、現在は著作、講演などで活躍中。日本記者クラブ、日本ペンクラブ、日本エッセイスト・クラブ、日本山岳会会員。ポーラ伝統文化振興財団評議員。
著書に、『「考える力」をつける本』『100歳まで読書』(以上、三笠書房)、『60歳からの人生の整理学』『「考える力」をつける読書術』(以上、三笠書房《知的生きかた文庫》)などベストセラー、ロングセラーが多数ある。

「2021年 『快老生活のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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