考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)

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著者 : 信原幸弘
  • 講談社 (2000年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061495258

考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • 宮原勇『図説・現代哲学で考える〈心・コンピュータ・脳〉』と信原幸弘『考える脳・考えない脳』を読む。後者はとてもわかりやすい。脳は構文論的構造を持たないコネクショニズム。その脳の働きが身体を動かし、それにより環境の中に構文論的構造を持つ表象をつくる。それを再び脳が知覚する。心は脳と身体と環境からなる一大システム。

  • 約10年前ほどの本なので現在はどのように研究が
    進んでいるのかわかりませんが、
    脳がここまで解明されていて
    またその人口知能を開発している事に驚きました。

    しかしまだまだ人間の「脳」には
    追いつけていないんじゃないでしょうか。。。
    人間はすごいですね。

  • コネクショニズムに傾倒しすぎている書き方がやや鼻につきます。壊滅的忘却(catastrophic forgetting)というコネクショニズムの問題もあるのに,それには触れず,「適当な重み配置」に頼る考え方はどうかと思います。最後に,単にコネクショニズムと古典的計算主義の折衷を取るのではなく,環境も込みにして心を解釈しようというのは,ある意味で新しいとは思いますが,なぜ外在化したものが構文論的表象になるのか,なぜ構文論的な処理が可能となるのかについては書かれていません。この著書から10年ほど経過した今,どういう展開になっているのでしょうか。多分大して進展していないような気がしますが…。

  • これはおもしろい!
    自分のような理系に弱い人間でも、興奮しながら読んだ。
    そっかあ、「思考」って脳の中でしているわけじゃないんだ!
    こんなに面白い本を、今まで「積ん読」にしていたなんて!
    自らの不明を恥じたい。

  • [ 内容 ]
    心とは何だろうか。
    最新の科学が示すように脳の興奮にすぎないのか。
    では無意識や直観はどうなる?
    緻密に展開する新しい「心の哲学」の世界。

    [ 目次 ]
    はじめに 心と脳をめぐる問題
    第1章 古典的計算主義
    第2章 コネクショニズム
    第3章 直観のメカニズム―意識と無意識
    第4章 フレーム問題―知識の組織化
    第5章 心のありか

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この分野の研究をよく知らないが、コネクショニズムで用いているニューラルネットワークは結果を得るための手段であって、それを説明する理論ではないような気がする。古典的計算主義は、ニューラルネットワークの各状態を表す表象にはならないのだろうか。もうちょっと他の本も読んでみたい。

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考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)の作品紹介

心とは何だろうか。最新の科学が示すように脳の興奮にすぎないのか。では無意識や直観はどうなる?緻密に展開する新しい「心の哲学」の世界。

考える脳・考えない脳―心と知識の哲学 (講談社現代新書)はこんな本です

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