- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061495258
感想・レビュー・書評
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これはおもしろい!
自分のような理系に弱い人間でも、興奮しながら読んだ。
そっかあ、「思考」って脳の中でしているわけじゃないんだ!
こんなに面白い本を、今まで「積ん読」にしていたなんて!
自らの不明を恥じたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
心とは何だろうか。
最新の科学が示すように脳の興奮にすぎないのか。
では無意識や直観はどうなる?
緻密に展開する新しい「心の哲学」の世界。
[ 目次 ]
はじめに 心と脳をめぐる問題
第1章 古典的計算主義
第2章 コネクショニズム
第3章 直観のメカニズム―意識と無意識
第4章 フレーム問題―知識の組織化
第5章 心のありか
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
この分野の研究をよく知らないが、コネクショニズムで用いているニューラルネットワークは結果を得るための手段であって、それを説明する理論ではないような気がする。古典的計算主義は、ニューラルネットワークの各状態を表す表象にはならないのだろうか。もうちょっと他の本も読んでみたい。