謎とき日本合戦史―日本人はどう戦ってきたか (講談社現代新書)

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著者 : 鈴木眞哉
  • 講談社 (2001年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061495685

謎とき日本合戦史―日本人はどう戦ってきたか (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • 合戦史とあるが、軸となるテーマは日本特有の「白兵主義」と
    言われる戦闘様式がどのように生まれたのか、
    いつ生まれたのか、を追う形式となってます。
    それに関連して、いままで定説と言われている様々な事柄にも
    いろいろ疑問符がつきつけられています。

    ただ人口に膾炙しているような「定説」が、アカデミックのレベルで間違っているとされているってこと、結構多いのね。

  • 日本における「戦い方」の歴史の総論。日本人がどんな戦い方をしてきたを、軍忠状から見える負傷要因などを交えて読み解いていく。幕末で一度火兵主義になっているのに、なぜ日露戦争後に白兵主義になるかなあ。

  • 稲葉さん所有
    →12/10/20 田口さんレンタル
    →12/11/23 返却(浦野預り中)
    →13/04/19 返却

  •  日本の合戦の光景として、馬に乗った武士同士が刀を振り回して戦う姿がよく想像されるが、実は戦争時の創傷の9割程度は弓矢や石の礫によるもので、遠距離戦のみで大体の戦いの決着はついた。

     よくありがちな合戦の光景は、主に江戸時代に平家物語や太平記のような軍記物の講談師が広めたもの。軍記物は読み物として面白くするため、一騎討ちや白兵戦の場面に力を入れられている上、江戸時代には、弓矢や鉄砲はほとんど全く出番はなかったし、武士は腰に刀を差しているぐらいだった。

     近代以降の白兵戦術は明治以降に日本に入ってきたものである。しかし、日露戦争で軍事力で勝っていたロシアに勝ったことで「日本が精神力で勝っていた」と喧伝された。

     その結果、白兵戦に固執し、後の悪名高い玉砕主義や竹槍戦術という、戦術と呼べないようなものを生み出すことになったとも言われた。

     なかなか面白い本だった。

  • 拙著『好漢は懼れず 鎌倉最強伝』(大和田稔 著・幻冬舎ルネッサンス)の主人公・朝夷名義秀が使う武器、金砕棒についても触れている日本人の戦い方を学術的に記した本。歴史時代小説を書く方必携の一冊といえよう。

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