地名で読むヨーロッパ (講談社現代新書)

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著者 : 梅田修
  • 講談社 (2002年2月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061495920

地名で読むヨーロッパ (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • ヨーロッパの地名の由来を聖書、ギリシャ神話、ローマ帝国(アウグストゥスなど)、ケルト民族、アングロサクソン、バイキングなどの言葉に遡って説明しています。非常に詳細で言語学、歴史、宗教などに造詣が深くないと書けないと脱帽です。ダービー、ラグビーの語尾の-byはバイキングの言葉で「村」つまり、バイキングに征服された証しであることになります。また古代ケルト民族が広範囲に言葉を残しているのは私にとっては新発見でした。あまりにも多くの地名が出てきてピンとこない場所が多い中で、ビブルスという中東の地名が逆にパピルス⇒バイブルの語源になったというのは面白い発見でした。

  •  本屋でタイトルを見て「こういう本が欲しかった!」と飛びついた一冊。
     ヨーロッパ各地の地名の由来を、地理や歴史から読み解いていきます。

     歴史の中でヨーロッパの地名に大きな影響を与えているのが、やはりギリシャ・ローマ。特にヨーロッパのほとんどを版図におさめたローマ帝国は、ヨーロッパの各地にその名残を残しています。
     地理的には、現地人の言葉で土地の様子(丘だったり泉だったり)をそのまま表したものが多く、普段耳慣れている言葉にもちゃんと意味があるんだと(当たり前ですが…)知るたびに、小さな感動に出会えます。
     図も豊富ですが、万事補ってくれるわけではないので、読む際にヨーロッパの地図を手元に置いておくと、より分かり易くなるのではないでしょうか。

     ただ、この本でカバーしているのは、根底となるギリシャ・ローマと、ローマ帝国から派生して、ローマ街道の通るブリテン島(イギリス)がほとんど。ローマ帝国内のメジャーなヨーロッパ地域の名前の由来や、北欧、キリスト教繋がりで中東もちらっと出てきますが、「地名で読むヨーロッパ」というタイトルの割には、内容が偏っています。
     なので、特にイギリスが好きな方にオススメしておきます。それ以外の地域について詳しく知りたい場合は、期待はずれに終わるだろうと思います。

     わたしは途中から、地名そのものより、ローマ帝国軍の方に興味を奪われてしまいました。

  • 地名の由来の概説本。前半の古代に関係する地名の部分はあまり興味を持てず苦痛だった。イギリスの部分はおもしろいと思う。地図帳でイギリスを見てみると、〜ton、〜chester、〜mouth、〜hamなど規則性を持った地名が多いことに気づく。この本はそんな疑問を解決してくれる。ただイギリスに紙幅の大部分が費やされていて、果たしてタイトルが適切かという点には疑問が残る。最後の大航海時代の部分もなんか中途半端なところで終わっていて少し不満。

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