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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
抜群の面白さ。
鹿島先生が、やさしく「ファム・ファタル」の極意を教えてくれます(笑)
恋愛ハウツー本風に書いてあるところが、また面白い!
以前、仏文専攻の女の子が「フランス文学はなんで不道徳な恋愛が多いんだ!」と言っていたのを聞いて、不思議に思っていたのですが、この本を読んで謎が解けました。
ファム・ファタルの本質やその技術面からフランス文学を眺めた軽めの読み物。
全体的には面白かったが、中盤から後半にかけてはやや「悪女」のレベルがトーンダウンした感あり。
冒頭を飾る「マノン・レスコー」や「カルメン」に比べると、「この女性はファム・ファタルか?」と首を傾げることもしばしば。特に「スワンの恋」のオデットは、計算高い女性だとは思うけど、ファム・ファタルではないんじゃないか。
男性を一生冷静な気持ちに立ち返らせることなく、破滅に至るまでの恋焦がれさせてこその「悪女」だと思う。
大笑い。さっすが鹿島先生。
再読…失恋のあとでげらげら笑いながら読んだ。スガシカオをがんがん聴いていたのだけれど、余計に切なくなったあたりでこっちに移る。自分には無理かなーと思いつつ、読み物として最高に楽しい。モモレンジャー頑張る。
[ 内容 ] 男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale―魔性の魅力の秘密は何か。 宿命の恋の条件とは。 フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。 [ 目次 ] 第1講 健気を装う女―『マノン・レスコー』 第2講 脳髄のマゾヒズム―『カルメン』 第3講 「小娘」が化ける瞬間―『フレデリックとベルヌレット』 第4講 自らに恋を禁じたプロフェッショナル―『従... 続きを読む »
フランス文学の悪女を、男性の心理だけでなく当時の風俗なども加えて、鋭い視点で迫っている一冊。一見、読み流してしまう悪女の気まぐれな行為も、数奇な展開もすべて納得する理論で説明する作者さんは、おみごとです。最後のウッフンとゴレンジャーガールの説明も、痛快。
フランス文学から悪女を考える。
冒頭の「ファム・ファタル」の発音に関するくだりが変態チックで良い。
いろいろ勉強になりました。
鹿島さんの語り口が面白いので、この人の本は一通り読んで、できれば集めたい。
とりあえず、『ナナ』『マノン・レスコー』は読もう
悪女とはかくあるべきかと感じました。
論理に飛躍というかこじつけのところが間々見られましたが
もともとの文が雑誌向けということである程度はしかたないのかなぁ。
その分、とても読みやすいかと思います。
妖艶な魅力持つ悪女になりたい方はこれで勉強してみてはどうでしょう?
こわいよー
悪女ってこわいよーーーー
フランスの古い小説を基に、悪女の恋愛テク的なものを語ってくんだけどね
悪女にはまった男は、財産がなくなってゼロになるにとどまらず、
借金ある相手を殺しちゃったり、マイナスまでおちていくんです↓↓
世に言う悪女とは何たるものか、そして、それに騙されたり魅了されたりする男とは何たるかを知りたくて買ってみました。 フランス文学に登場する、男を惑わす、ファム・ファタルなる女性について、詳しく解説し、男が騙されたり魅了されたりする心理的プロセスを細かく分析(心理学ではないが)している。 鹿島氏曰く、悪女とは男だけではなく、己の身をも滅ぼすもの、だそうだ。 かつてのフランス文学に登場... 続きを読む »
まず、誤解のないように言っておきたいのは、悪女になりたくて買ったわけではなく、あくまでフランス文学の手引きとして買ったんですよ。
平易な文章で読みやすく、古典のあらすじもさらえます。機会があれば、紹介されていたものの原文を読もうと思う。
<感想>
そもそも、悪女とファム・ファタルは根本で定義が異なるのでは?という疑問が沸きました。
『マリ・クレール』『FRaU』連載ということで、多少人の興味を引くような進め方をしているように思います。
読みやすく、頭に入っていきやすいですが、もっと専門的に知りたい人にはちょっと物足りないかもしれません。
世紀末芸術の入門書という位置づけでよいと思います。
男は女に幻想を抱いてはいけません。幻想を育てる女もいけません。
無駄に悪女講座なるものまで!!!
文学作品から様々なタイプの悪女(悪女自覚型、処女の無自覚悪女型、才能食いの悪女など)が紹介されている。
悪女と言うと自覚的に男から金を搾り取る女かと思いきや大間違いで、金に執着しないタイプの悪女も勿論、自分が悪女である自覚の無いタイプすらある。
ただ、入門と書いてあるが、私がそれを目指すのは難しそうだ。
フランス文学のヒロインたちを題材に悪女の手管を伝授しますというふれこみ。文学論として読んでも、ハウツーとして読んでも、それなりの成果はある感じ。カルメン、椿姫ら有名どころはさておき、プルースト、バタイユなど難解テキストの読解が刺激的。章が進むにつれ、鹿島先生、どんどん筆が軽くなっていき、講義としてのライブ感もいい感じ。何度か吹き出しました。
男の子たちにまじって遊び回る女の子のことを桃レンジャーというらしい(鹿島さんの造語)が、この子たちは大きくなってもフェロモンを発揮できないがため結婚の機を逃すという。その子たちにフランス文学における男と女のやりとりを通じ、フェロモンの発揮の仕方を伝授した本。フランスの社会のことなのでちょっとピントこないところもあるが、男と女の機微についての鹿島先生の深い蘊蓄が感じられる好著。珠樹さんの本のタイトル「男はなぜ悪女にひかれるのか」をこの本にあげたい。
下のレビューと隣り合わせ。ナオミにあこがれる時期はすぎても、どっかでファムファタルへの憧れは残ってるのです。世の中の女性はみんなこれを読んで、来るべきときに利用すればよいと思う。世の迷惑ですが。
<読了日;2004.10.16>面白い!
かなり真剣に分析されていて読み応えがあるし、各小説を知らなくてもわかりやすく、詳しく、かつ簡潔にあらすじを追いながらの展開になっているので楽しめると思う。







