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作曲家の発想術

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著者 : 青島広志
  • 講談社 (2004年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497313

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作曲家の発想術の感想・レビュー・書評

  • 作曲家と云えば、オーケストラからシャンソンまでの音楽会の,シナリオを書く人という程度のことしか知らなかった。

     全体に3つに別れる。
    第1章 作曲家への階段/わたしの場合,あなたの場合。
     1955年東京に生まれ、東京芸術大学大学院修士課程首席卒業の著者の、幼年から作曲家と呼ばれるようになるまでの悲喜劇が語られる。
     自らをクールに見つめる自身が語る、ユーモア溢れる叙述が読者を惹き付ける。

    第2章 名曲はこう作られた? / 10の異なる曲種への考察
     各ジャンル別に,古今の名曲とされるものを俎上に、解剖する。
    ここは、へえーあの曲はこうつくられたのか、ここが演奏のツボかなどなど、音楽ファンにはこたえられないページ。
     オーケストラ曲から/吹奏楽曲/協奏曲・独奏曲/室内楽曲/ピアノ曲/歌曲/合唱曲/オペラ/舞曲/編曲まで。

    第3章 作曲なんてこわくない! /ひとつの旋律からオーケストラ曲まで
     マニアで作曲のひとつもものしようという向きにはぴったり。ズブの素人でも,こうすりゃ好いのかと思わず膝を乗り出したくなるカリキュラム。

     読み終われば,何やらかにやら一層音楽に親しくなれる、面白く含蓄のある入門書。
                                 (10/3)

  • やや内輪ボケ的なところがあり、筆もざっくりしていて簡潔にすればするほど著者の説明ベタが目立つ。

  • ◆さまざまな名曲はどのようにして生まれたのか。音楽はどのようにしてつくるのか。ごく簡単な分析や時代背景といった名曲案内から、作曲家の実際(とくに経済的に)までのぞくことのできる面白い本です。書きたての五線紙に醤油をこぼされ天ぷらを載せられた、という家庭という生い立ちから作曲家に至るなんて驚きました。ご自身が作曲家に至る悲喜劇を描いた第一章は躍動感にあふれていて面白く読むことができました。

  •  TVで一時期良くみた、面白い音楽の先生の本だった。哲学の土屋先生風の口調(またはネタ)に通じるものを感じ、読みやすい本になっている。最終の作曲の進め方は非常に楽しい内容で、かつ勉強にもなった。通し読みをしただけだが、この終章はイメージも湧きやすかった。
     総じて口調は平易で軽いが、内容はそんなに簡単ではない。知識的に足りないためか、しばしつまづくところあり。しかし、色々調べるツールはあるので、2度目に読む時にはだいぶ理解がすすむだろう。

  • 作曲がこんなに簡単にできるのかと誤解してしまいます。作曲の初歩からの解説が非常に新鮮です。著者は東京藝術大の首席卒業のようですが、謙遜で作曲の才能がないといいながら、その気にさせてくれます。過去の作曲家、そしてジャンル別の作曲の説明も初めて読むもので、なるほどという感じ。なぜ交響曲がそして合唱が歓迎されるのか!それは楽譜が多く出るからだという商売上の理由も面白いものです。

  • [ 内容 ]
    クラシック音楽を聴く楽しみと、自分で曲を作る喜び。
    ユーモアたっぷりに語る音の世界の快楽、入門編。

    [ 目次 ]
    第1章 作曲家への階段―わたしの場合、あなたの場合(作曲家であることの証明;誰もが認める作曲家;クラシック音楽家になるには ほか)
    第2章 名曲はこう作られた?―10の異なる曲種への考察(オーケストラ曲;吹奏楽曲;協奏曲・独奏曲 ほか)
    第3章 作曲なんてこわくない!―ひとつの旋律からオーケストラ曲まで(最も安上がりな趣味;結婚式の歌を依頼されたら;輪唱で切り抜ける ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 作曲家の目を通したクラシック音楽の様々なジャンルへのアプローチ。
    自身の経験と、ユーモアたっぷりの表現で、楽しく読めた。

  • 動機の発展のさせ方、曲の構造がどうなっているのかわかりやすく書いている。生計をどう立てているか、先輩の作曲家との人間関係なども具体的に描かれていて面白い。

  • 冗長すぎる。同僚の結婚式むけに作曲をするという設定は面白いが、肝心な作曲家の発想術の部分が短い。本人にはしんどい話かもしれないが、チケット代を泥棒に盗まれた話などはどうでもいいだろう。前半60ページほどは、青島広志の作曲家修業や苦労談である。これも別にプロになろうと思っていない人にはどうでもいい。作曲の本というより、青島広志の自伝として読めば、楽しめると思う。『楽典』が分かりやすかっただけに、ちょっと期待はずれである。もっと音楽の職人的な話をききたいものである。

  • 作曲家の考えが少しはわかった。

  • よくテレビに出てたりするし、儲かっているのかと思いきや、かなり切実な様子が伝わってきた。これを読んで一番聴きたくなったのはシューベルト。ちょっと自分には難しかったっす。とくに3章が。

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作曲家の発想術の作品紹介

クラシック音楽を聴く楽しみと、自分で曲を作る喜び。ユーモアたっぷりに語る音の世界の快楽、入門編。

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