作曲家の発想術

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 112
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061497313

作品紹介・あらすじ

クラシック音楽を聴く楽しみと、自分で曲を作る喜び。ユーモアたっぷりに語る音の世界の快楽、入門編。

感想・レビュー・書評

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  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 編曲に対する記述は面白かったけれども。クラシックってやっぱ閉鎖的なんだな。

  • 当然だとは思うけど自伝的要素も感じる。あと自己卑下が気になってしまう。そのへんを割りきれば軽く読めつつ音楽のあれこれに触れられる本。曲種についての部分が学びになった。ひとつの本でまとめてざっと解説し、作曲家とも紐付けてくれるのはありがたい内容。

  • やや内輪ボケ的なところがあり、筆もざっくりしていて簡潔にすればするほど著者の説明ベタが目立つ。

  • ◆さまざまな名曲はどのようにして生まれたのか。音楽はどのようにしてつくるのか。ごく簡単な分析や時代背景といった名曲案内から、作曲家の実際(とくに経済的に)までのぞくことのできる面白い本です。書きたての五線紙に醤油をこぼされ天ぷらを載せられた、という家庭という生い立ちから作曲家に至るなんて驚きました。ご自身が作曲家に至る悲喜劇を描いた第一章は躍動感にあふれていて面白く読むことができました。

  •  TVで一時期良くみた、面白い音楽の先生の本だった。哲学の土屋先生風の口調(またはネタ)に通じるものを感じ、読みやすい本になっている。最終の作曲の進め方は非常に楽しい内容で、かつ勉強にもなった。通し読みをしただけだが、この終章はイメージも湧きやすかった。
     総じて口調は平易で軽いが、内容はそんなに簡単ではない。知識的に足りないためか、しばしつまづくところあり。しかし、色々調べるツールはあるので、2度目に読む時にはだいぶ理解がすすむだろう。

  • 作曲がこんなに簡単にできるのかと誤解してしまいます。作曲の初歩からの解説が非常に新鮮です。著者は東京藝術大の首席卒業のようですが、謙遜で作曲の才能がないといいながら、その気にさせてくれます。過去の作曲家、そしてジャンル別の作曲の説明も初めて読むもので、なるほどという感じ。なぜ交響曲がそして合唱が歓迎されるのか!それは楽譜が多く出るからだという商売上の理由も面白いものです。

  • [ 内容 ]
    クラシック音楽を聴く楽しみと、自分で曲を作る喜び。
    ユーモアたっぷりに語る音の世界の快楽、入門編。

    [ 目次 ]
    第1章 作曲家への階段―わたしの場合、あなたの場合(作曲家であることの証明;誰もが認める作曲家;クラシック音楽家になるには ほか)
    第2章 名曲はこう作られた?―10の異なる曲種への考察(オーケストラ曲;吹奏楽曲;協奏曲・独奏曲 ほか)
    第3章 作曲なんてこわくない!―ひとつの旋律からオーケストラ曲まで(最も安上がりな趣味;結婚式の歌を依頼されたら;輪唱で切り抜ける ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 作曲家の目を通したクラシック音楽の様々なジャンルへのアプローチ。
    自身の経験と、ユーモアたっぷりの表現で、楽しく読めた。

  • 動機の発展のさせ方、曲の構造がどうなっているのかわかりやすく書いている。生計をどう立てているか、先輩の作曲家との人間関係なども具体的に描かれていて面白い。

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著者プロフィール

作曲、演奏、執筆、イラスト描き…と幅広いジャンルで活躍中のマルチアーティスト。テレビ番組にも数多く出演。クラシック音楽の楽しみ方を広げるべく、全国でコンサートやセミナーを開催している。

「2018年 『バレエ音楽をききましょう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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